内容説明
あの熱い日々が蘇える。オモシロ哀しい私小説風エッセイ。
目次
商店街、人のぬくもり、そしてぼくの人生
紙切りケンちゃんと上弦の月
たかじんにキスさせる会奮闘記
中山の熱燗は切なくもほろ苦い
真夏に雪が降るハンバーガーショップ
トミちゃん、ぼくは未練な男です
大塚、おまえなんで死んだんや
ぼくは竹中さんを無私の人と呼ぶ
ぜい六のビールは人情の味がする
お掃除おばさんはなぜ踊るのか
ぼくのマネージャーは宇宙一
たこ焼屋のおばちゃんは俺のオンナや
運転手さん、もう東京へは行かないよ
心を締めつけるキーちゃんの舟唄
ありがとう、ビートたけし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
29
やしきたかじん、ザッツ関西人だ。僕は大好きだ。深夜番組のトークは軽快で、自由奔放で少し際どい。しかも酔っぱらってるし。歌はバラード調の奴が好き。ぐっと来る。大阪駅の環状線のホームミュージックは大好きだ。そんなたかじんさんが書いた本。今となっては、とても切ない内容であった。関西の中年以上のオッサン、オバハンは皆たかじんが好きな筈だ。知らんけど2025/10/13
Ke
7
1993年の本なので、今から26年前、1949年生まれのやしきたかじん氏が44歳になる年、43歳のときに書かれたもののようです。 率直にリアルに、学生時代の話からビートたけし氏との出会いまで綴られている。 楽しく読めた。 「たかじんが来るぞ!」も読みたいが、次はまず「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」を読んでみる。2019/09/25
てらさか
1
興味を持ったので読書。17年も下積みしてた、というのが胸にしみる…。でも「あんたはきっと売れる」と他人に言われるのはいいが身内、しかも嫁に言われて手を上げたという下りを話せてしまうところに昭和気質を感じた。2025/04/29




