出版社内容情報
陸上女子中距離で数々の日本記録を持つ田中希実の父親でもあり、コーチでもある田中健智の著書。
生い立ちから現在の娘のコーチ業に至るまでの経緯や、独特なトレーニング論をまとめた。
女子中距離界の女王として君臨する長女を、どのように指導しているのか。こんな親子の絆・信頼関係もあっていいんじゃないかと思わせてくれる一冊。
親でもありコーチである父親の悩みや葛藤が赤裸々に語られている。
目次
序章
第1章 「長距離王国」に生まれた宿命(“駅伝”という漢字すら知らなかった少年時代;「サンショー」との出会い ほか)
第2章 父親として、コーチとして(最後までやり切らないと積み木を壊す性格;妻をもう一度走らせた娘の一言 ほか)
第3章 覚醒(コーチと選手、親と娘の関係性;まずは5000メートルで勝負できる選手に ほか)
第4章 常識を覆すコーチング(それぞれの種目を突き詰める理由;4分の壁 ほか)
第5章 プロ転向での成長(既存の枠組みから抜け出す;人としての自立を求める ほか)
終章
著者等紹介
田中健智[タナカカツトシ]
1970年11月19日、兵庫県生まれ。三木東高‐川崎重工。現役時代は中・長距離選手として活躍し、96年限りで現役引退。2001年までトクセン工業で妻・千洋(97、03年北海道マラソン優勝)のコーチ兼練習パートナーを務めた後、ランニング関連会社に勤務しイベント運営やICチップを使った記録計測に携わり、その傍ら妻のコーチを継続、06年にATHTRACK株式会社の前身であるAthle‐C(アスレック)を立ち上げ独立。陸上関連のイベントの企画・運営、ランニング教室などを行い、現在も「走る楽しさ」を伝えている。23年4月よりプロ転向した希実“New Balance”の専属コーチとして、世界選手権、ダイヤモンドリーグといった世界最高峰の舞台で活躍する娘を独自のコーチングで指導に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lily
鈴木拓
ちび太
Go Extreme
YUPO Tetesi
-
- 洋書
- Donatello