出版社内容情報
阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた、岡田采配はなぜ的中するのか。選手、コーチ、監督として猛虎を愛し、増やした思考の引き出しとは。名将の視点、伝え方に唸らされ、野球の深みが味わえる一冊。
内容説明
阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた、岡田采配はなぜ的中するのか。選手、コーチ、監督として猛虎を愛し、増やした思考の引き出しとは。名将の視点、伝え方に唸らされ、野球の深みが味わえる一冊。
目次
第1章 オレは決めたんよ(「アレ」に届いた夜―オレはホンマ、誇らしく思った;阪神愛―世界一の阪神ファンでいる ほか)
第2章 そら観察よ(四番を決めた!―大山はとにかく真面目な選手よ;佐藤輝明は不思議な選手―「最高でーす禁止令」を出した ほか)
第3章 最善手を打つだけよ(ポイントは開幕カード―采配ズバリ?チームがまとまったことが大きい;完全試合まであと2イニング―でも、オレに迷いはなかった ほか)
第4章 幸せよ、そらそうよ(CSの重圧―負けたら、そらしゃれにならんぞ;日本シリーズ第1戦 球界NO.1投手の攻略―オレは「動く」ことで糸口を探した ほか)
著者等紹介
岡田彰布[オカダアキノブ]
阪神タイガース監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
89
昨年の秋以降阪神タイガース関連の本、特集した雑誌は沢山出ています。真打ち登場!岡田監督の自著です。監督になるまでからシーズンに入るまで、解説者時代や前監督時代の話。「そらそうよ🤔」選手たちへの思い、考え。「お〜ん😏」クライマックスシリーズ、日本シリーズの舞台裏。「はっきり言って🧐」世界一の阪神ファンでいる。俺は本当に幸せと思うという言葉。阪神愛に溢れ、鋭い野球感、思考の引き出しが分かる一冊。2024/01/20
けんとまん1007
66
観察すること。観察できる眼を持つこと。3歩先、5歩先を考えること。恐れ入りました。何より、それを支える野球への情熱と知識のレベルが違う。メデイアをいかにつかに使うのかも凄い。2024/02/07
Y2K☮
34
広いうえに風が強く、グラウンドが土の甲子園がホームであるなら1点を守り抜く野球こそ相応しい。レギュラーの守備位置を固定して野手も投手も適材適所へコンバートし、逃げ切るためのブルペンを充実させる。打てなくても打順をいじらず、四球の出塁を重んじる(査定で評価するように球団へ談判することも忘れない)。誰もが感じていた長年の課題をしっかり克服し、勝つために必要なことを理論立ててやってくれる名将がやっと阪神へ帰ってきた。85年の後に訪れた暗黒時代を体感しているから油断も皆無。若い選手と次の監督をどう育ててくれるか。2023/12/13
田中
23
2023年に18年ぶりの優勝と38年ぶりの日本一に輝いた我らの阪神タイガース。指揮官岡田彰布が取り組んだチーム改革と選手たちに植え付けた意識教育が余すことなく述べられている。僕は思うけど「阪神監督」はやっばり生え抜きのOBが適しているだ。虎一筋の阪神愛がある人物でなくてはならない。4~5年前に岡田を監督に据えていたらもっと早く優勝の歓喜を味わえたとつくづく感じる。タイガースの球団史において一度も成し遂げていない「連覇」を岡田監督ならやってくれそうだ。今年も全精力を注いで虎を鼓舞し、勝利と連覇を見届けたい!2024/05/10
やな
23
おーん\(^o^)/2024/01/25