出版社内容情報
WBC世界一の最強サウスポーが自身初の著書で語る“投球”のメカニック。
打者を完全制圧する極意を、ついに伝授する一冊が完成!
“投げる哲学者”の所以たる、奥深い「ピッチングテクニック」がここに明かされる。
本人実演による詳しい解説で展開!
内容説明
2023年、自身初の投手タイトル“最多奪三振”を獲得!“投げる哲学者”の所以たる、奥深い「ピッチングテクニック」が明かされる―。
目次
1 投球動作の考え方(投球フォームの形そのものには固執せず右足が着地したときの体の状態を重視する;関節の可動域の「パッシブ」と「アクティブ」を理解しリリースに向けていったん脱力してから出力する;体幹からのつながりを感じて体側でリリース 立方体をイメージしてボールに縦回転を加える;左肩を出さなければ右肩が開いても問題ない 回旋運動で左から右へ一気に力をぶつける;着地した瞬間にいかに上下の捻転差を出せるか ポイントは右脚でネジを締めていくイメージ)
2 各フェーズでのメカニクス(立ち位置とスタンス―プレートの一塁側に立ってクロスで構える;立ち姿勢と準備―力が出やすい足首・ヒザ・股関節の位置を探ってセット ほか)
3 コントロールと変化球(コントロールの技術―捕手のミットではなくその手前を目掛けて投げるクイックでは着地したときの腕の位置がより大切;コントロールの技術―内外角へのコントロールのポイントは右脚を使ってどこまで体幹を回すか ほか)
4 試合に向けた準備と意識(試合での投球の考え方―初球に対してあまり気持ちを込めすぎず相手の反応を見て傾向を感じ取っていく;調子の良し悪しと対策―不調時は無理に100%を目指さず60%の状態で試合に勝つ術を考える ほか)
著者等紹介
今永昇太[イマナガショウタ]
1993年9月1日生まれ、福岡県出身。永犬丸西小学校時代はソフトボールをプレーし、永犬丸中学校では軟式野球部に所属。北筑高校に進学すると3年夏は県4回戦で敗れたが、最速144キロのストレートは全国でも注目されるほどだった。駒澤大学では1年春のリーグ戦から登板。2年春からはエースとしてフル回転。3年春には3試合連続完封勝利を記録すると、同秋は、MVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得。チームの26季ぶりとなる優勝に貢献した。東都大学リーグでは通算46試合1は通算46試合18勝16敗、防御率2.03、281奪三振をマーク。2015年ドラフト会議では横浜DeNAベイスターズから単独指名を受ける。2023年はワールド・ベースポール・クラシックの日本代表に選出され、1次ラウンド・韓国戦で2番手、準々決勝・イタリア戦では1イニング2奪三振と要所を締める投球を披露。決勝のアメリ力戦では先発として登板し勝利投手。日本の世界一に貢献した。シーズンでは1000奪三振を達成し、最多奪三振のタイトルも獲得。NPB通算=165試合登板、64勝50敗4ホールド、防御率3.18(2023年10月10日現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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