出版社内容情報
国内外でミリオンセラーを記録している世界最高のランニング・トレーニング本の最新版が登場!
体力をつけたい、レースで結果を出したい、シリアスなトレーニングに復帰したい。その目標を達成するプログラムが、ここにはある。種目別プログラムは800mからマラソン、トライアスロンまでをカバー。それぞれ、スピード、有酸素性能力、持久力といった能力の養成に最適な強度で作成されている。また、トレーニングを強度別の練習時間で記録することを提唱。目指すのは、最高の結果を最小負荷で手に入れる、効率的なトレーニングだ。
最新版となる本書では、対象の種目は拡充しつつ、プログラムは応用しやすくアップデート。VDOTによるペース設定を細かく説明したほか、「RunSMART プロジェクト」によって得られた新たな知見、練習メニューも、随所に追加した。
内容説明
内容を拡充しつつ、応用しやすいプログラムに改訂。最小努力で最大効果を狙うランナーに向けた、ダニエルズ・トレーニングの決定版。800m/1,500m/5km・10km/15~30km/マラソンウルトラトレイル/クロスカントリー/トライアスロン。
目次
1 フォーミュラを理解する(ランニングの成功を決める要素;トレーニングの原理とテクニックのポイント;生理学的能力のプロフィールとトレーニングのプロフィール;トレーニングのタイプと強度;VDOT ほか)
2 フォーミュラを応用する(1シーズンの構築;800mのトレーニング;1,500mから2マイルまでのトレーニング;5kmと10kmのトレーニング;クロスカントリーのトレーニング ほか)
著者等紹介
ダニエルズ,ジャック[ダニエルズ,ジャック] [Daniels,Jack]
学生を含む世界屈指の中長距離選手を、コーチとして、またメンターとして支えてきた。そのキャリアは55年を超える。ジム・ライアン、ペニー・ウェルスナー、ケン・マーチン、ジェリー・ローソン、アリシア・シェイ、ピーター・ギルモア、リサ・マーチン、マグダレナ・レヴィ・ブーレ、ジャネット・シェロボン・ボーカムといった選手たちが、ダニエルズの教えを受けた。また、自身は近代五種の競技者としてオリンピックで2度メダリストとなり、世界選手権では優勝を果たしている。ダニエルズは長らくトラック種目・クロスカントリーの指導者として活躍した。オクラホマ・シティ大学、テキサス大学、ブルーバード大学、ニューヨーク州立大学コートランド校などのコーチを歴任している。なかでもコートランド校は、ダニエルズの指導のもとNCAAディビジョンIIIの団体優勝を8回成し遂げ、30人の全米チャンピオンを輩出し、130人以上の選手を全米選手権に送り込んだ。なおダニエルズ自身は、NCAAディビジョンIIIにおいて、「女子クロスカントリー20世紀最高のコーチ」に選ばれている。また、指導を行ったのは大学だけではなく、Leukemia and Lymphoma Society’s Team in Training Programのナショナルコーチアドバイザーとしても長年活動し、毎年何千人ものランナーを指導した。学術においては、アメリカとスウェーデンの大学院において長距離走に関する調査研究を長きにわたって行い、ウィスコンシン大学院では運動生理学の博士号を取得している。また、スウェーデン王立中央体操学校においても、スポーツ科学の世界的権威であるペル・オロフ・オストランド博士の指導のもと、運動生理学を修めた。近年では、オリンピック代表選手の指導に加え、アリゾナ州A.T.スティル保健科学大学准教授の職務にも就いていた
篠原美穂[シノハラミホ]
スポーツ書籍を中心として翻訳に従事
前河洋一[マエカワヨウイチ]
国際武道大学教授。日本スポーツ協会公認陸上競技コーチ4(上級コーチ)、国際陸連レベル1公認コーチ、健康運動指導士。筑波大学時代に箱根駅伝(5区)2回出場、筑波大学大学院(コーチ学専攻)修了。日本陸連ランニング普及部長として市民ランナー指導を長年牽引してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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