内容説明
全国制覇への道程を着実に進んだ松山商と、結成時は「史上最弱」とまで言われた熊本工。公立の伝統校が相見えた1996年夏の甲子園決勝は、今なお“伝説の試合”として語り継がれている。采配の妙、劇的同点弾、奇跡のバックホーム…両者の軌跡を振り返りながら、改めて激闘の舞台裏に迫る。
目次
第1章 松山商、全国制覇の礎
第2章 熊本工、史上最弱からの上昇
第3章 それぞれの夏
第4章 伝説の試合(前編)
第5章 伝説の試合(後編)
第6章 奇跡のあと
特別収録 25年目の「奇跡のバックホーム」対談―矢野勝嗣(松山商業)×星子崇(熊本工業)
1996年夏 甲子園決勝スコア
著者等紹介
中里浩章[ナカサトヒロアキ]
1982年12月24日生まれ。埼玉県春日部市出身。早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学と野球部に所属。卒業後に出版社のアルバイトを経てフリーランスライターとなる。現在、野球専門誌や書籍を中心に取材活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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