出版社内容情報
大相撲;メンタル;超一流;プロフェッショナル;相撲;横綱;トレーニング;メンタル;メンタルトレーニング;習慣;トレーナー;心理学
内容説明
専属トレーナーとして白鵬から絶大な信頼を寄せられる著者が、日々記したメモから明かす、最強横綱の流儀。その驚くべき準備力、超一流の習慣からは、相撲ファンのみならずアスリート、ビジネスマンなどすべての人が、仕事や人生に生かせる学びを得られる。
目次
第1章 「弱さ」を認める
第2章 「勝つ」ためのこだわり
第3章 「変わらない」ことの意味
第4章 「変える」勇気
第5章 あの日、あの時
第6章 未来に向けて
ノートから気付きをくれた言葉たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柔
20
「自分は全てを相撲にかけている。だから負けちゃいけないんだよ」誰よりも相撲と向き合う日常を垣間見ることができた。歴史に残る大横綱になっても変化を恐れず、進化を求める。体が重かったり、違和感を覚えたら今の状態を受け入れ、やるべき今の最善を実行する。だから調子が悪いなんてない。普通の人は言い訳を探してしまう。さすがである!全ての目的は「本場所の取り組みで勝つこと」辛い時は自分が強くなっている時。と考え努力を続ける。カチ上げや張り手は勝つ確率が高い作戦。勝利至上主義に賛否あるが、私自身は肯定派だ。2021/03/20
史
3
高安関の身体を『ジューシー』と評した由来がここに書いてあると聞いたもので読んでみる。寝る前にシミュレーションをするというのも白鵬最後の15日間で放映されてましたね(結果正代関がとんでもないことに)。そこらへんの創意工夫は力士というより、どこか表現者と言いますか、創作者と言いますか、独創性があるといいますか。その新しい視点は過去と今と未来を混ぜ合わせて究極的なものを作り出し、45回優勝という不滅の記録を作り出したのでしょう。『夢心運(豊かな心で運をつかんて、夢を叶える』という言葉も素敵。良い本です。2022/04/01
Go Extreme
2
「弱さ」を認める:弱い・だから努力 負け越しからのスタート 本音を吐く→気持ちを整理 毎日最善を選択→調子が悪い日なし 「勝つ」ためのこだわり:自分の体と真摯に向き合う 五感を研ぎ澄ます あらゆることに工夫 満足したら進歩は止まる 土俵入りがうまくいったことがない 「変わらない」ことの意味:習慣性の法則 1日は午後6時から 相手がスローモーションに見えるほど集中 目的を忘れない 「変える」勇気:過去を捨て今に全力 ぶれない思考法 あの日、あの時:心身をリセット 本場所モード 未来に向けて:人生をかけている2021/04/18