内容説明
野球に出会い、仲間にも恵まれ、無我夢中で駆け抜けた20年間のプロ野球人生に別れを告げた新井貴浩。ファンにも、チームメイトにも愛された新井。熱い想いがここで語られる。
目次
引退
少年期
広島工業高校時代
駒澤大学時代
広島カープ時代(99年~07年)
FA宣言
阪神入団(08年~14年)
第7代目選手会長就任
阪神時代(14年まで)
自由契約から広島復帰
広島V3
野球の未来のために
著者等紹介
新井貴浩[アライタカヒロ]
1977年1月30日生まれ。広島県出身。右投右打。189cm102kg。広島工高から駒澤大学を経て99年ドラフト6位で広島に入団。02年に140試合に全出場。28本塁打を放った。05年は43本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。07年オフ、FA権を行使して阪神に移籍。11年に打点王になるなど活躍も、14年は出場機会が減少し、オフに自ら申し出る形で自由契約となった。15年に8年ぶりに古巣・広島に復帰。16年にはリーグMVPを獲得する活躍で四番打者として25年ぶりのリーグ優勝をけん引。17年途中からは代打出場が多くなったが、リーグ2連覇。さらに18年はケガで出遅れたが、5月に一軍復帰すると持ち前の勝負強さを発揮し球団初の3連覇に大きく貢献した。2018年シーズン限りで現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらけん
15
いつでも、一生懸命に野球と向き合いながら、必死にプレーする新井さんの姿を球場でテレビで見るのが本当に好きでした。負けたら引退する日本シリーズ第6戦。9回二死、打席には四番の鈴木誠也。あと2人ランナーに出ないと回ってこない場面で、ベンチ前からバットを握りしめて、いつでも行けるぞ必ず回せと無言の檄を飛ばす新井さんを見て思わず目が潤みました。愛嬌があり、年下のみんなから慕われる、そんな人になりたいなと思わずにはいられませんでした。5年後は黒田投手が投手コーチ。前田選手が打撃コーチ。新井さんが監督をして欲しいな。2019/08/14
miu
9
新井さーん!はやく帰ってきてよ!なかなかドラマチックな野球人生。魅力的なのは野球技術だけじゃなくて、その人柄。10才以上下の選手に混じってグラウンドを飛び跳ね喜ぶ姿は野球少年そのもの。また赤いユニフォームを着て笑う姿をはやく見たい。2019/12/20
みかん
5
新井さんの努力、人柄が文章に感じられて、カープのファンで良かったと思える一冊。どんなことであれ、継続(練習)することによって可能性に近づける。 それは野球だけではないと感じさせられた。 みんな、大好き新井さん。これからの活躍にも期待して。2019/10/05
とまと
4
感謝とまっすぐな新井さん。 魅力的な野球選手だったな。 カープの選手は人間として魅力的な選手がたくさん。2019/07/25
Mr.deep
2
カープファンならあの時の思い出がフラッシュバックしまくって涙なしには読めない一冊。しかし時代とは言え、学生~若手時代の暴力パワハラ祭りはさすがに胸糞。2022/04/14