大学駅伝よもやま話

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583112022
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0075

内容説明

半世紀にわたり箱根駅伝を追い続け、独自のデータを積み上げてきた著者が、あらゆるデータや記録から大学駅伝の魅力をひも解く。三大学生駅伝(箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝)の起源、黎明期の知られざるエピソード、山の神、ゴボウ抜き、区間賞、完全優勝、途中棄権、伴走車など、キーワードで大学駅伝をよみ解いた書。NHK大学ドラマ『いだてん』の主人公・金栗四三が始めた箱根駅伝。その100年の歴史がぎっしり詰まった本。

目次

第1章 大学駅伝の創設(箱根駅伝のスタートに遅刻!?;箱根駅伝、華麗なる転身!!;数千の兵士を救った箱根V戦士 ほか)
第2章 大学駅伝の変遷(二つのチームで箱根出走!?;箱根駅伝の途中棄権;箱根駅伝の予選会の変遷 ほか)
第3章 大学駅伝の記録(もう一つの三冠王;出雲駅伝、全日本大学駅伝の4年連続区間賞;箱根駅伝の4年連続区間賞 ほか)

著者等紹介

出口庸介[デグチヨウスケ]
1950年、兵庫県洲本市生まれ。洲本高校~日本体育大学卒。学生時代は駅伝主務も務めた。72年から兵庫県立高等学校教諭。教諭時代には陸上競技部の顧問を務め、森口達也(モスクワ五輪5000m代表)をはじめ、実業団駅伝、大学駅伝に出場する多くの選手を育てた。学生時代から、駅伝を含めた長距離、マラソンの記録集計を行っており、「日本長距離歴代300傑」「日本マラソン歴代千傑」などをコンピューターのない時代に手作業でまとめていた。82年の第58回大会より箱根駅伝の取材を続け、自宅の一室は、労苦を惜しまず蒐集した第32回大会からのプログラム、記念誌や関連書籍、自身でまとめた記録ノートなどが集積された資料室となっている。およそ30年にわたり、『陸上競技マガジン』での執筆を中心に、これまで蓄積してきたデータをもとに統計・評論を行っている。教諭を定年退職した現在は、より精力的に現場に足を運ぶ日々。70年~2019年の半世紀で、1回のみ欠けたものの49回現場観戦を続けており、箱根駅伝の「生き字引」とも称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

149
駅伝の生き字引、出口さんによる記録・記憶・気概の開示。大学駅伝の変遷、三冠校、区間賞、ゴボウ抜きなどがタスキ渡しのように次々に淡々と記述されています。3大駅伝12回出走で9回区間賞獲得している、山梨学院大学マヤカ選手は、桜美林大学の監督に就任しており、創立100年の2021年に箱根駅伝出場を目指している。陰ながら応援致します。2019/12/11

テクパパザンビア

22
面白かった。来週から出雲駅伝がスタートして全日本大学、高校駅伝、実業団駅伝、箱根駅伝、都道府県駅伝の季節到来。テレビ観戦が今から楽しみです。2019/10/10

tetsubun1000mg

7
表紙を見て箱根駅伝の「よもやま話」と思っていたが、半分は出雲駅伝、伊勢の全日本大学駅伝の3大駅伝と、関西、九州などの地方大学駅伝の歴史と個人記録が紹介されます。 1940~60年台までは社会人から大学入学して駅伝を走る選手も多かったようです。 早稲田の中村監督の写真も有りましたが、当時は監督が自衛隊のジープに乗りマイクで学生を指導・激励していたのを思い出しました。 私の記憶では、ジープに立ち「都の西北」を何度も歌って選手に檄を飛ばしていた様子が浮かんできました。 今ではすごい人気イベントになりましたね。2019/03/26

やぎママ

6
駅伝ファン歴8年の私にとって、箱根駅伝を47回現場観戦し、箱根駅伝の「生き字引」とも言われる出口さんの膨大なデータに圧倒される。三大駅伝の始まりやエピソードが満載。ますます駅伝を楽しく見れそうです。2019/04/01

おかつ

3
題名の通りの内容。古い記録に興味はないが、区間賞やごぼう抜きの記録が面白い。2019/04/13

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