• ポイントキャンペーン

全身全霊―第70代横綱、18年間のけじめ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784583111711
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

軽量力士ながら人一倍の稽古と激しい取り口で昇進の階段を一つ一つ登り、第70代横綱となった日馬富士。その土俵人生のすべてを回想する―

目次

第70代横綱の歩み
第1章 横綱を目指して
第2章 モンゴルから日本への道
第3章 試練と稽古の日々
第4章 入幕、そして大関へ
第5章 横綱昇進から引退まで
第6章 支えられて
第7章 これからの夢
初土俵から引退までの全取組―栄光の記憶

著者等紹介

日馬富士公平[ハルマフジコウヘイ]
本名=ダワーニャム・ビャンバドルジ。昭和59年4月14日生まれ。モンゴル国ゴビアルタイ県出身。16歳のとき、当時の安治川親方(元横綱旭富士)にスカウトされ、平成13年1月、安馬の四股名で初土俵を踏む。翌3月場所で序ノ口優勝、1年後の14年3月場所で三段目優勝と順調に出世。16年3月場所、新十両昇進。同年9月場所で十両優勝し、翌場所新入幕。17年3月場所で初の三賞となる技能賞を獲得。18年5月新小結、19年5月新関脇、21年1月新大関に昇進し、日馬富士と改名。同年5月初優勝。24年7月、9月と連続全勝優勝し、11月場所で新横綱に昇進。29年11月場所後に引退。優勝9回、三賞は殊勲賞4回、敢闘賞1回、技能賞5回獲得。金星は朝青龍から1個。通算成績は827勝444敗85休。現役時は186cm、137kg。得意は右四つ、寄り、上手投げ、突っ張り。21年6月にモンゴル国スポーツ功労勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

28
貴ノ岩暴行事件で引退を余儀なくされたモンゴル出身日馬富士の自伝。ちょっと前に照ノ富士の自伝を読んでとても良かったのでこちらも読んでみました。うーんこちらもいい! 16歳で単身日本に来てからの相撲部屋での辛抱の日々。兄弟子から意識が朦朧とするまで竹刀で叩かれ、名前でなく「おい、モンゴル」と呼ばれ…。20年くらい前の相撲界ってまだこんなんだったか…。艱難辛苦を乗り越え横綱まで上り詰めた人っていうのはやっぱりスゴイわ。外国出身ならさらに。暴行事件のことももちろん書かれてます。余計な言い訳一切してないよ。2023/07/10

ようはん

13
日馬富士の相撲人生をこの本で振り返ると暴力騒動で引退したのが惜しまれる。一連の暴力騒動でマイナスイメージがついているのかも知れないが、この本を読む限り好漢である事が分かるし、モンゴルに幼稚園を作ったり等志のある人であると感じた。2020/02/01

スプリント

7
相撲界の暗部に染まってしまったのが悲しいですね。 教育的指導の範疇と思っていたのでしょうが、被害者の貴ノ岩も付き人への暴行で引退。 一人の横綱と将来有望な力士を失った結果に終わりました。2018/12/09

高木正雄

6
人柄の良さが文章から伝わってきた。横綱も取的時代は兄弟子から厳しく「指導」されたり、「モンゴル」と呼ばれるなど苦労したようだが、番付を上げることで見返したという。引退時の騒動にも触れてあるが、引退する必要はなかったように思う。今は日本とモンゴルの架け橋として活動されているようだ2024/04/26

荒野の狼

6
カラー写真が8ページにわたって掲載。2007年に一敗で首位を走っていた新入幕豪栄道を送り吊落としで倒して格の違いを見せた写真は懐かしい(この一番はAma Goeidoで検索すると動画がオンラインで見られる)。本書は全編にわたり日本の素晴らしさと感謝が書かれてあり、恨み言など一切ないことと、家族への愛情・ボランティア活動の記述などから礼節を重んじる真面目な性格が自ずとわかる内容。半日ほどで通読できる内容。2018/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13170052
  • ご注意事項