内容説明
投手ならボールをリリースする瞬間、打者ならインパクトの瞬間、最大のパワー発揮が求められる。―では、そこで爆発的力発揮を可能にするためには何が必要なのか?北海道日本ハム時代にダルビッシュ有、大谷翔平らが信頼を寄せた中垣征一郎氏が、運動とトレーニングの原理原則を考え続けて得た知見から徹底的に野球を考察する。
目次
第1章 はじめに
第2章 野球において要求される運動技能とその優劣を決める要因
第3章 トレーニングの一般的な進め方
第4章 野球における体力トレーニングの進め方
第5章 各体力要素におけるトレーニング法の基本的な考え方
第6章 野球における動きのトレーニング
第7章 爆発的にパワーを発揮する運動における動作のポイント
第8章 爆発的な力発揮に効果的な動きを習得するためのトレーニング手段
第9章 実際のトレーニング計画
第10章 実践指導において留意すること
著者等紹介
中垣征一郎[ナカガキセイイチロウ]
1970年1月18日生まれ。東京都出身。高校から本格的に陸上に取り組み、中距離の選手として活躍。筑波大学体育専門学群を卒業後、小守スポーツマッサージ療院に4年間勤務し、その間に伊勢丹ラグビー部のフィジカルトレーナーに就任。1997年に運動学を学ぶためにアメリカ・ユタ大学大学院へ留学。在学中からMLBニューヨーク・メッツの臨時トレーナーを務めた。帰国後の2004年から10年まで北海道日本ハムファイターズのチーフトレーナー、12年はテキサス・レンジャーズでダルビッシュ有の専属トレーナーを務めた。13年から日本ハムに復帰し、17年からサンディエゴ・パドレスの応用スポーツ科学部長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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