内容説明
育成大国スペインを代表する戦術インストラクター集大成の一冊!
目次
知識の伝達方法は議論の的になり続ける
育成年代の目的設定とそれを達成するための方法論
そのほかの職業で行われているような継続した観察や分析は、フットボールという職業においても、職業訓練の質を維持向上させるために必要である
知識の伝達を通じて、フットボールを『見る』ことをサポートする
フットボーラーはピッチで思慮深い存在でなければならない
戦術の進化は終わりを知らない
監督は自チームがロジックを機能させられるようにしなければならない
戦術は技術よりも短い時間で習得される
戦術的判断に影響を及ぼす要素には、スペース、スピード、時間がある
決断されたアクションは味方に安定を与え、相手には対応を余儀なくさせる。その結果、相手をだますことにつながる〔ほか〕
著者等紹介
エチャリ,ミケル[エチャリ,ミケル] [Etxarri,Mikel]
1946年9月18日生まれ。サンセバスチャン出身のスペイン・バスク人指導者。バスク・サッカーの代表格であるレアル・ソシエダで20年以上勤務し、育成年代コーチ、育成ディレクター、U‐23チーム監督、トップチームコーチ、強化ディレクターを歴任した。また、「現地指導者養成の父」と呼ばれ、指導者養成インストラクターとして約40年にわたり、若手指導者の育成にあたっている。スペインそのほかにおいて現在トップレベルで活躍する、多くの指導者を教え子に持つ
岡崎篤[オカザキアツシ]
1985年4月21日生まれ。大阪府枚方市出身で、UEFAプロライセンスを所有する指導者。筑波大学大学院卒業後の2010年に、指導者としての力を養うために、スペインのバスクへ渡った。これまでに、現地のジュニア、U‐15、U‐18、社会人チームにおいて、第1監督を歴任。16‐17年シーズンは、アスカルチャFT・ユースA、同U‐11の2チームで監督として指導する。15‐16年シーズンは、乾貴士(日本代表)が所属するエイバルに帯同し、同選手のトレーニング通訳を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。