内容説明
ストレートは平均132キロ。身長167センチと小柄ながら、プロ14年で144勝、11度の2ケタ勝利を挙げている石川雅規投手。その多彩な変化球の投げ方、使い方、抜群のコントロール力の秘訣、キャッチボールの方法などを紹介。進化を続ける投球術を公開する。
目次
1 バッターをどう抑えるか―僕の投球哲学
2 キャッチボール―すべての基本はここにあり
3 全8球種―僕の持ち球、全部見せます(原寸掲載!ボールを自在に操る“黄金”の左手;ストレート;スライダー ほか)
4 試合への準備―こだわりの用具を紹介します(グラブ;スパイク;アンダーシャッ ほか)
5 石川雅規の“作り方”―小学校からプロまで(小学校時代;中学時代;高校時代 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷菓子
3
石川投手の原寸大の手の写真が出ているが本当に小さい。体の大きな人には負けたくないという気持ちでやってきた野球人生の経緯は、体の小さい野球少年に勇気を与えるのではないだろうか。石川投手が使える球種の詳細や、道具、サプリメント、一週間、一年間のトレーニングスケジュールなど多岐に渡って書かれている。たくさんの球種があっても、それらが打者から見て全て同じ腕の振りで投げられなければプロの打者には見抜かれて打たれてしまうと言うのは、やっぱりプロの打者ってすごいし、打者に球種が分からないように投げる投手もすごい。2022/06/07