内容説明
甲子園58勝10敗。勝率.853。最強軍団を作り上げた名将の驚異の指導力。好素材をいかに伸ばし、チームとしてどう束ねるか。
目次
第1章 “逆転のPL”から“常勝PL”へ(足が震えた甲子園初さい配;“逆転のPL”の伝統を受け継いで ほか)
第2章 私の原風景(あこがれの西鉄ライオンズ;怪童・尾崎行雄さんの衝撃 ほか)
第3章 組織を育てる(監督というよりも、むしろ技術屋;治療の付き添いで体のメカニズムを知る ほか)
第4章 人を育てる(野球燃え尽き症候群にはしたくない;九九の丸暗記では応用は利かない ほか)
第5章 球道即人道(野球以外でも日常のすべてにベストを尽くす;試合前に空き缶を拾った吉村たち ほか)
著者等紹介
中村順司[ナカムラジュンジ]
1946年8月5日、福岡県生まれ。PL学園高2年春のセンバツに控え野手として甲子園出場。卒業後は、名古屋商科大から社会人・キャタピラー三菱でプレー。76年にPL学園高のコーチとなり、80年秋から監督。81年春のセンバツで優勝を飾ると、以後82年春優勝、83年夏優勝を経て84年春の決勝で敗れるまで甲子園20連勝を記録。98年センバツを最後に勇退するまで、18年間で春夏16回の甲子園出場を果たし、優勝は春夏各3回、準優勝は春夏各1回。2000年に母校・名古屋商科大の監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
19
当時のPL学園の圧倒的な強さを思い浮かべながら読みました。人間教育を強調しているのが印象が強かったです。2023/07/18
ライアン
7
中村監督在任中が毎期プロ野球選手を輩出してたんだな。本人は技術屋というけど選手とのコミュニケーションの取り方はうまいなと思った。かつて対戦した砂川北の選手の結婚式に清原が祝電を出した話は好きだ2014/08/10
Ryosuke Shimomura
1
☆☆☆★★ □自分のスタイルを磨いていこう‼2022/03/26
KBOSN
1
過度な上下関係(それによって生じた暴力問題)についての言及は一切ナシ。 2018/09/30