内容説明
個性派監督・選手たちの知られざる縁と逸話を満載。
目次
セピア色の駒沢球場
駒沢東映1期生
日本じゅうにふるさとがある男
「シでぇーもんだ」伝説
ルーツは「セネタース」
野球に殉ず身果報なり
オトウチャンと駒沢の暴れん坊
大打者の若き日
勝負師のチーム改革
課題の二遊間一新を担う 一大補強その1
ニコッと笑って剛球を投げ込む 一大補強その2
早慶6連戦ピッチャー 一大補強その3
日本一への道のり
川筋男の思い出
著者等紹介
越智正典[オチマサノリ]
昭和3年生まれ。早稲田大学政経学部卒。NHK、日本テレビアナウンサー。日本テレビ運動部長。昭和50年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
8
駒沢球場を本拠地とした東急、のち東映フライヤーズの黎明期から、62年に神宮に本拠を移して水原監督のもと日本一を勝ち取るまでのエピソードを綴った一冊。毒島章一に土橋正幸、岩本義行に尾崎行雄とか、いちいち渋い。著者の文章がとんでもなく下手で超絶読みづらいですが、若き日のハリー氏のエピソードには心摑まれました。2020/04/30
fwhd8325
7
著者は、プロ野球史の生き字引と言ってもいい方です。子供の頃の日曜朝の「野球教室」の名司会が印象に残っている。 あまりに、情報量が多いせいか、話が飛び散っていくのが、読んでいて辛かった。東映というチームを取り上げた貴重な資料だが、200数ページでは散漫になってしまった。2015/10/04
ぽー
2
駒沢球場を本拠地とした東急フライヤーズ。のちに東映に変わり昭和37年日本一になるまでのノンフィクション。「喝!」の張本や青バットの大下、甲子園優勝投手ながら2年で中退してエースになった怪童尾崎、月に向かって打ての大杉、魚屋の息子の土橋、そして巨人を追放された水原といった有名選手だけでなく陰で支えた人々まで描く。 その源流である東京セネタースのオーナーが「有馬記念」に名を残す貴族院議員だとは知らなかった。2015/05/08
渋谷英男
0
水原監督時代は全て勝率5割以上、やはり名将だ。☆32015/07/02
トライ
0
興味深い内容でした。が、文章が読みにくいのが難点。2015/04/15