追憶の球団
南海ホークス ナンバ栄光と哀しみの故郷

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784583107097
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

戦後復活したプロ野球で球団初の優勝に輝くと、2リーグ分立以後、昭和40年代初めまでパ・リーグをけん引してきたのはまぎれもなく南海ホークスだった。「鶴岡一家」と呼ばれた強い絆と団結力で、東の対抗軸として浪速っ子たちを熱く、熱く燃え上がらせてくれた鷹軍団。鷹のDNAと黄金期、そして坂道を下っていく様をホークス一筋の著者が初の著作で「あの頃」を明らかにする。

目次

第1章 「情」の鶴岡親分が見せた「合理性」
第2章 グラウンドのゼニをつかんだ男たち
第3章 私見 野村克也論
第4章 御堂筋4キロ涙のパレード
第5章 青春の中モズ、大阪球場
第6章 個性派ライバルたちとの闘い
第7章 韋駄天は目と耳で走った
第8章 南海は「しぶちん」ではなかった

著者等紹介

広瀬叔功[ヒロセヨシノリ]
1936年(昭和11年)8月27日生まれ。広島県廿日市市出身。県立大竹高校から南海に55年、投手として入団したがヒジを痛めてすぐ野手に転向した。翌年デビューすると57年(同32)から遊撃手で先発出場し、ホークスの主力選手に。62年から外野手となり61年から65年まで5年連続盗塁王。自己最多72盗塁の64年には31盗塁連続成功を記録し、打率.366で初の首位打者にも輝いた。77年限りで現役引退。78年~80年は監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

15
野村克也氏が2月に亡くなつたが、本書を読んだあとだつたので、妙なタイミングだと感じた。広瀬氏は、鶴岡監督時代にともに活躍したが、野村監督時代の末期には様々な確執があつたといふ。さうしたことも含めて、南海ホークスといふチームの思ひ出や、選手時代の盗塁王としての矜持チームメイトの素顔に触れて興味深い。2020/01/26

カニック

4
ホークス一筋の広瀬叔功氏の回顧録的著書。自分の少年時代と大きく被っているので感慨深いものがありました。2017/06/25

アメヲトコ

3
南海ホークスの名選手で監督でもあった広瀬氏による回顧録。天才肌の選手らしく、物事にこだわらないさっぱりとした人柄の良さが文章の端々から伝わってきます。そして鶴岡親分への限りない尊敬の念。昭和の終わりとともに消えた南海ホークスへのノスタルジーに満ちた一冊です。2014/06/22

トニー

1
好きになった頃はすでに弱い南海でした 広瀬さんの現役の記憶はないのですが ちょうど入れ代わりの時期だったみたい 鶴岡監督はもっと評価されるべきだと思った2022/02/24

渋谷英男

1
南海愛が伝わる一冊。野村氏について興味深いな。☆32017/01/26

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