気を込める―虎の成功プロセス

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583106212
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

2003年、2005年の阪神優勝を支えた同級生バッテリーが、成功へのプロセスを明かす。捕手・矢野が41歳で、投手・下柳は44歳で現役を引退。信頼で結ばれる2人が、今だから語れるバッテリー哲学、道の極め方、愛するタイガースへの提言を披露する。

目次

第1章 下柳剛×矢野燿大虎の成功プロセス―バッテリーの視点(同級生バッテリー誕生;荒木、井端をどう抑えるか ほか)
第2章 投手・下柳剛の成功プロセス(ブログでの引退発表;トライアウトが最後のマウンド ほか)
第3章 捕手・矢野燿大の成功プロセス(うれしかった下柳の言葉;キャッチャーは勝つことが仕事 ほか)
第4章 下柳剛×矢野燿大虎の成功プロセス―タイガース論(タイガースへ来て驚いた人の多さ;「今日頑張ろう」の気持ちをつなげて ほか)

著者等紹介

下柳剛[シモヤナギツヨシ]
1968年5月16日、長崎県出身。壇浦高から新日鉄君津を経て、ドラフト4位で91年福岡ダイエー入団。中継ぎとして活躍し、96年に日本ハムに移籍後、2000年から先発転向。03年に阪神に移籍し05年には最多勝獲得。12年からは東北楽天へ。同年限りで戦力外となり、13年3月に現役引退を表明。現在は解説者として活躍中

矢野燿大[ヤノアキヒロ]
1968年12月6日、大阪府出身。桜宮高から東北福祉大学を経てドラフト2位で91年中日入団。98年阪神に移籍。強肩堅守好打の補手として活躍し、03年05年の優勝に貢献した。ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞2回。長くタイガースの司令塔を務めたのち10年限りで現役を引退。現在は解説者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

27
下柳氏の書かれている事を読めば、やはり身体の強さがプロには最低限必要な事と再認識する。それと見た目と違い、感じる事に重きを置いて投げていたのがわかる。究極のピッチングは打たないところに投げ切る事とも言える。また、アウトに出来るところに投げる事とも言える。この事を絶対的な球を持たない彼だからこそ感じ、最多勝の記録を35歳で打ち立てる事が出来た。矢野氏に関しても、ピッチャーの力を如何に引き出すかを考えてリードしたのがよくわかる。中日時代の下積みを経て、その時代のミスに気づき進化したのが、簡単そうな事だか凄い2018/02/21

かりんとう

9
ぼーっと野球観戦してたら、投げるスピードはや!くらいしか思ってなかったけど、実際はスピードだけじゃなくて、配球とかめちゃくちゃ考えてはるんやなあ。バッテリーってなんかステキ…!!2021/11/27

フランクフルト

9
阪神タイガースファンの僕にはたまらない、楽しい本でした。下柳さんがグラウンドにグローブを叩きつけた秀太事件の裏話や、中日ドラゴンズ森野選手との駆け引きの話などは思わず笑ってしまいました。 プロ野球で活躍する選手は自分をしっかり持っており、人と違うことをやっていること。そして、自分の為だけではなく、チームの為にという思いが強いという印象を持ちました。どの分野の世界でも同じなのかもしれないですよね。改めて再確認できました。ありがとうございます。2014/02/01

やまゆ

7
シモさまの人柄の良さが感じられてGOOD。秀太事件は阪神ファンなら誰もが笑える話だなー。試合に出るだけでなく、勝ちを意識してそのために何をしなければならないか考える。タイトルの意味がよくわかった。2014/02/04

みなまい

4
明日は下柳さんのサイン会。サイン会の前に対象書籍を読み終わるなんて珍しいぞ。書籍の内容は下柳さんと矢野さんの対談。あとはそれぞれの野球への取り組みとかタイガースへの思いとか。タイガースファンとして楽しく読ませて頂きました。明日のサイン会が楽しみだ。2013/10/25

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