目次
第1章 少年時代
第2章 新人時代
第3章 覚醒
第4章 頂点へ
第5章 苦悩
第6章 悟り
著者等紹介
小橋建太[コバシケンタ]
本名:小橋健太。1967年3月27日生まれ、京都府福知山市出身。京都府立福知山高等学校卒業後、社会人生活(京セラ)を経て、1987年に全日本プロレスへ入団。翌1988年2月26日、滋賀・栗東町(現・栗東市)民体育館での大熊元司戦にてデビュー。獲得タイトルは、アジアタッグ、世界タッグ、三冠ヘビー級、GHCヘビー級、GHCタッグ、グローバル・ハードコア・クラウン無差別級。チャンピオン・カーニバル優勝。両ヒザ・ヒジ、頚椎のケガ、および腎臓癌によって手術を重ねるたびに長期欠場(5回)を余儀なくされるも、そのたびに復帰。2013年5月11日、NOAH武道館大会にて、引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Y2K☮
25
2013年の引退前に出た自伝。後半の怪我や病気との度重なる戦いが壮絶。今年の1.4ノア後楽園に登場してくれて、久し振りに小橋コールを叫んだ。以来ずっと再読したいと思っていた。今のプロレスには小橋建太が足りない。言葉のやりとり、華やかなアピール、スマートなレスリングも好きだ。でも一番見たいのは妥協の無い熱い試合、シンプルに明日への活力が沸き上がる戦いなんだよ。彼はいつだって全力の真っ向勝負、逆境から逃げない生き様を見せてくれた。入場曲「GRAND SWORD」を聴くと今でもスイッチが入る。よし行くぞ!って。2020/02/08
lonesome
21
自分は新日ファンだったので全日時代の小橋選手のことに詳しくなかったから、当時のことがまとめて書かれていて流れがよく理解できよかった。実は小橋選手が腎臓癌の手術をした時期に自分も交通事故に遭い骨盤骨折や腎臓損傷で入院していて、思うように身体が動かずつらい毎日を送っていた。その時に小橋選手の言葉を新聞で読んでとても励まされた。この本でも嘘偽りのない真っ直ぐな小橋選手の生き方が貫かれている。自分で悩んで自分で答えをだす。小橋選手が恩師からの教えを財産として生きていることと謙虚さが人柄に表れていると思う。2014/03/07
Mary
3
小橋建太という男を、充分知ったつもりでいた。プロレスラー時代のことはそりゃYouTubeをみたくらいだけど、だいたいこんな感じでしょと思ってた。でも違ったんだなー。彼からプロレスを奪ってはいけない。つーか、放さないだろうな!この本の感想を、もっと深掘りしてだとか感想を書く人がチラホラいるけれど、それはほんと小橋建太って素直なんです実直すぎるんです深く考えてもプロレスをただ愛してやり抜いた男なんですと言いたい。2021/10/29
Tomoichi
3
プロレス団体ノアの小橋建太自伝。プロレスファンで無くても読みやすい本。しかしプロレスラーって大変な職業だね。 2013/06/08
やいとや
2
正直駆け足で、あっという間に読了出来てしまう。もっとしっかり読みたいなぁ、と思うエピソードも沢山ある(三沢絡みのものとか)。が、小橋建太というプロレスラーの為人を知っていればいる程、「この語り振りが小橋だよなぁ」と妙に納得してしまうのが面白い。正直日本のプロレスから離れていた2000年代に入ってからの怪我と闘病の日々が辛いが、余りにも過酷で、よく復帰し続ける事が出来たなと感嘆してしまうが、それこそが「鉄人」の異名の由来なのだね。若手時代に研究したレスラーが猪木だった、という発言は新鮮に驚いた。2025/04/05
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