ハレンチじゃなくて、いったい、人生にどんな意味があるんだ！

谷川 貞治/ターザン山本【著】

ベースボール・マガジン社（2013/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 239p／高さ 19cm
• 商品コード 9784583105505
• NDC分類 914.6
• Cコード C0075

内容説明

あなたを幸福に導くのは、成功した人の格言ではなく、どん底でも元気な男の生きザマ。就活学生、新社会人、ニート、リストラ予備軍…さまよえる男たちに捧げる３５の言霊。

目次

第１章　社会に出るにあたって
第２章　仕事に対する心構え
第３章　恋愛、性に対する心得
第４章　真の友情とは何か？
第５章　世間との闘いに勝つ！
第６章　自分の生き方を見つめ直す！

著者等紹介

谷川貞治［タニカワサダハル］
１９６１年９月２７日生まれ。愛知県出身。日本大学卒業後、ベースボール・マガジン社入社、１９９０年、『格闘技通信』の編集長となる。１９９６年、ベースボール・マガジン社を退社し、パーフェクＴＶ！（現・スカイパーフェクＴＶ！）のプロレス・格闘技専門チャンネル・ＦＩＧＨＴＩＮＧ　ＴＶサムライの編成部長の職に就くも、半年ほどで退社。フジテレビの格闘技情報番組『ＳＲＳ』でコメンテーターを務める傍ら格闘技雑誌『格闘ゲリラマガジン』『格闘パンチ』『ＳＲＳ‐ＤＸ』の編集長を務めた

ターザン山本［ターザンヤマモト］
１９４６年４月２６日生まれ、山口県岩国市出身。立命館大学中退ののち、映写技師を経て、１９７７年に新大阪新聞社に入社。「週刊ファイト」のプロレス担当記者を務める。１９８０年ベースボール・マガジン社入社。１９８７年、「週刊プロレス」の編集長に就任し、のちには「格闘技通信」の編集長も歴任。「週刊プロレス」の発行部数を４０万部にまで引き上げ、東京ドームでの主催興行を成功させるなど、社に莫大な利益をもたらす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[nizimasu]

表紙から見城さんとサイバーエージェントの藤田さんの対談本のパクリでいきなり買う気が萎えますが、それでもいつものターザン節全開だし、読んでいると意外といいこといっているような気がする（笑い）。実は、文章を書く人で尊敬するのは自分をさらけ出すことができる文章で、その点ではターザンさんの原稿とかはそんな感じ。むしろ、谷川さんは大河ドラマの例とかが多くて、面白みには欠けます。でもそれを補うほどの猛獣使いぶりは健在でターザンを見事、面白い老人に仕立てています。いつもブログを読んでいると単なるギャンブル狂いのおじさん

2013/03/30

[Y2K☮]

面白い！　ターザンの文章は昔から好きで、１１歳の冬に駅の売店で「週刊プロレス」を初めて買って以来のファン。読んでて気づいたのは、文体が太宰に似ている。リズムがそっくりだし「さよならだけが人生だ」と言っているし、露悪的なところも同じ。両親や元妻のことを書く文章ににじみ出る「申し訳なさ」と「それでも私は私であり続けねば」という自意識過剰な開き直りも太宰テイストで哀愁を感じる。憎めない。何もかも無茶苦茶だけど、谷川氏が言っているように人一倍繊細で不器用なんだろう。弱い自分を守るための虚勢。暗示。ニヒリズム。。。

2013/03/29