目次
第0章 「1年生監督」の誕生
第1章 選手全員の力を伸ばしてあげたい
第2章 始動
第3章 新人監督としてのテーマ
第4章 継承と融合
第5章 いい続けたこと
第6章 自然体
第7章 安定感
第8章 捨てる勇気
第9章 カメのごとき歩み
第10章 回想
著者等紹介
森保一[モリヤスハジメ]
1968年8月23日生まれ。長崎県出身。87年、長崎日大高からマツダサッカークラブ(現サンフレッチェ)に入団し、いまでいうところのボランチとして日本リーグとJリーグで活躍した。92年から日本代表。2003年シーズンを最後に引退。12年にサンフレッチェ広島のプロチーム監督に就任し、1年目にしてクラブ史上初となるJ1リーグ制覇に導いた。リーグ戦終了後、Jリーグ最優秀監督賞を受賞した
関孝伸[セキタカノブ]
サンフレッチェ広島の元専属ライターで、現在はフリーの立場で活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆにこ
16
ミシャがサンフレを去る時、これからクラブはどうなるのかと不安でしたが、ぽいちさんが来てくれて良かったと心から思いました。監督に出来る事は選手のモチベーションを上げて各個人の良さを引き出す事。その為には、選手から信頼される人間にならなくてはいけないと思います。優しすぎる点は気になりますがwこれからも育成型クラブとして素晴らしい選手を育てていって欲しいです。2013/06/19
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6
東京五輪を目指すU-23(現在はU-21)代表の指揮を執る森保一監督(Jリーグ3度優勝!)の信条に迫る本。「口を酸っぱくして基本を叩き込む」は指導者を形容する時の常套句だけど、本当に口が酸っぱくなっていそうな監督はなかなかいない、笑。▼団結力や選手層の底上げという点で、アジア予選がないことは逆に厳しいかもしれないが、素晴らしい戦いをしてくれることを期待したい!2018/01/20
コンチャン
3
サンフレッチェ優勝の影には、監督の指導と一貫した方針があったんだな。ミシャの後を引き継ぐというのは相当なプレッシャーだったと思うし、そこで結果を出してしまうところに団結の力を感じるなあ。今年もチーム一丸となって、頑張って欲しいです。2013/03/05
alcove
3
「サッカーの世界で生きていなければ、心理カウンセラーになりたかった。」という言葉に代表されるように、サッカー監督以前の、ひとりの人間として「森保一」に触れることができる良本です。2013/02/06
松本淳史
2
ページ数もそう多くなかったし,文章もすっきりまとめられていてすぐに読み切れた。文章構成として,字体が著者の温かな人間性が出ていたと感じた。内容は強い組織の作り方,リーダーとしての在り方を学ぶことができた。オリンピック前に読むことができてよかった。2021/07/06