平謝り―K‐1凋落、本当の理由

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583105086
  • NDC分類 788
  • Cコード C2075

内容説明

史上唯一、紅白歌合戦に視聴率で勝った番組“K‐1”有頂天プロデューサーの栄光と転落!「世界一難しいビジネス」の実態を当事者が初激白。K‐1の運営会社「FEG」破産、その本当の理由がここにある。

目次

第1章 まったく新しい格闘技「K‐1」の誕生(「逮捕されるなんて、聞いてないよー」K‐1プロデューサー就任後に、テレビ放送打ち切り;「ストロングマシンの正体は、平田君だよ」梶原一騎に憧れ、ベースボール・マガジン社入社 ほか)
第2章 モンスター路線はなぜ生まれたか?(「イエッサー!」「イエッサー!」ボブ・サップ、突然の大ブレイク;「イベントは最初にテレビありき」テレビ局が求めた新種の異種格闘技 ほか)
第3章 「PRIDE」との仁義なき闘い!(「PRIDEにプロレス・ファンを取り込め」新たな顔、アントニオ猪木と桜庭和志;「アントン、高いとこは大丈夫か?」PRIDEの怪人・百瀬博教との出会い ほか)
第4章 深まっていく石井館長との心の溝、そしてFEGの破産(「もう他から資本を入れるか、売るしかないね」資金繰りの悪化と石井館長の出所;「早く借金や未払いをゼロにしなきゃ…」ところが次々と御破算になる身売り話 ほか)

著者等紹介

谷川貞治[タニカワサダハル]
1961年9月27日生まれ、愛知県出身。日本大学卒業後、ベースボール・マガジン社入社、1991年、『格闘技通信』の編集長となる。1996年、ベースボール・マガジン社を退社し、パーフェクTV!(現スカイパーフェクTV!)のプロレス・格闘技専門チャンネル・FIGHTING TVサムライの初代編成局長の職に就くも、半年ほどで退社。フジテレビの格闘技情報番組『SRS』にて格闘技評論家としてコメンテーターを務める傍ら格闘技雑誌『格闘ゲリラマガジン』『格闘パンチ』『SRS‐DX』の編集長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

15
経営者として失格だったんだろうな。選手をコントロール出来ていなかったみたいだし、プロデューサーとしてもモンスター路線でK1を見世物にしていくことで、リアルを失っていってしまったよう。2014/12/18

kera1019

12
K-1プロデューサー自ら書いた本なので当たり前なんですがメディアとお金の話がリアル。やっぱりTVで取り上げられるというコトはあらゆる意味で消費されるというコトですね。2014/11/23

尿酸値高杉晋作

9
再読。当時と現在を比較するとかなり面白い。巌流島はどこへ行く!?2016/11/09

bang_doll

5
格闘技のイベントとして一世を風靡したKK-1プロデューサであった著者が、K-1の繁栄と終焉を赤裸々に語った本書。 ただの暴露本としてではなく格闘技イベントをコンテンツとして捉え、緻密なマーケティングによってマス媒体を駆使して成功に導いた手法を解り易く記されている。 格闘技ファンとしても大変面白い内容であった。2018/03/05

Satoshi Iida

5
悪名高き元K1プロデューサー、サダハルンバ谷川がK1について語った本。サダハルンバ=モンスター路線というイメージが自分にはどうしてもあって、この人のことはあまり好きではなかった。実際、格闘技を「興行」と考えて、遠心力のみを追求していった様は違和感を覚えた。でも、格闘技の源流に大きくプロレスが存在している日本という国では、そういった手法でないとあんなに大きなうねりにはならなかったのかとも思った。突っ込みどころは多数あれど、素直な気持ちがそのまま書かれていて、意外にも好感が持てた。何かの形で復活してほしいな。2014/01/23

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