内容説明
ドラフトで1位指名を確約してくれた巨人に裏切られ、大洋に入団。当時、頭の中にシュートボールという球種はかけらもなかった。浮き上がる速球と大きなカーブだけで、十分通用すると思っていた。しかし…プロのパワー、スピード、テクニックを嫌というほど思い知らされた。そうして迎えた3年目のキャンプ。引き出しの中に放り込んだままになっていたシュートボールが、ひょんなことから、ひょっこり出てきたのである。
目次
第1章 カミソリシュート誕生(雨の草薙キャンプで…;江藤さんを抑えて確信した ほか)
第2章 シュートが必要なかった時代(6人きょうだいの末っ子、3歳で父を亡くし…;中学1年生で出会った運命のコーチ ほか)
第3章 打倒巨人を誓うまで(ドラフト前日に長嶋さんと密会!?;巨人がダメなら日本石油 ほか)
第4章 通算200勝の道のり(都市対抗の8日後にプロデビュー;風に助けられたプロ入り初完封初勝利 ほか)
第5章 ホエールズ、ベイスターズ、そして横浜(川崎球場から横浜スタジアムへ;大洋から横浜大洋、横浜。そしてホエールズが消えた ほか)
著者等紹介
平松政次[ヒラマツマサジ]
1947年9月19日、岡山県生まれ。岡山東商業高―日本石油(現・JX日鉱日石エネルギー)を経て、67年にドラフト2位で大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)入団。高校・社会人時代には、センバツ大会、都市対抗大会に優勝。プロ入り後は、「カミソリシュート」を武器に大洋のエースに。特に巨人戦に強く、歴代第2位の51勝を挙げた。84年に引退。通算635試合に登板し、201勝196敗16セーブ、防御率3.31。最多勝2回、最優秀防御率1回、沢村賞1回獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー
snakedoctorK
samandabadra
YOS1968
99t