ベースボール・マガジン社新書
カミソリシュート―V9巨人に立ち向かったホエールズのエース

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583103518
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

ドラフトで1位指名を確約してくれた巨人に裏切られ、大洋に入団。当時、頭の中にシュートボールという球種はかけらもなかった。浮き上がる速球と大きなカーブだけで、十分通用すると思っていた。しかし…プロのパワー、スピード、テクニックを嫌というほど思い知らされた。そうして迎えた3年目のキャンプ。引き出しの中に放り込んだままになっていたシュートボールが、ひょんなことから、ひょっこり出てきたのである。

目次

第1章 カミソリシュート誕生(雨の草薙キャンプで…;江藤さんを抑えて確信した ほか)
第2章 シュートが必要なかった時代(6人きょうだいの末っ子、3歳で父を亡くし…;中学1年生で出会った運命のコーチ ほか)
第3章 打倒巨人を誓うまで(ドラフト前日に長嶋さんと密会!?;巨人がダメなら日本石油 ほか)
第4章 通算200勝の道のり(都市対抗の8日後にプロデビュー;風に助けられたプロ入り初完封初勝利 ほか)
第5章 ホエールズ、ベイスターズ、そして横浜(川崎球場から横浜スタジアムへ;大洋から横浜大洋、横浜。そしてホエールズが消えた ほか)

著者等紹介

平松政次[ヒラマツマサジ]
1947年9月19日、岡山県生まれ。岡山東商業高―日本石油(現・JX日鉱日石エネルギー)を経て、67年にドラフト2位で大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)入団。高校・社会人時代には、センバツ大会、都市対抗大会に優勝。プロ入り後は、「カミソリシュート」を武器に大洋のエースに。特に巨人戦に強く、歴代第2位の51勝を挙げた。84年に引退。通算635試合に登板し、201勝196敗16セーブ、防御率3.31。最多勝2回、最優秀防御率1回、沢村賞1回獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

7
★3 もう記憶が定かではないが、弱いホエールズで奮闘していたエース。カミソリシュートって、冷静に考えればスゴいネーミングだ。お化けホークより恐怖感を植え付けそうだ。内容は自慢話が多いが、当時の野球状況がわかり面白かった。2017/07/18

snakedoctorK

2
もっと投球術とかそういう技術論の本だと思って期待していたんですけどね ジャイアンツが一番の時代を感じましたね2011/10/18

samandabadra

1
平松政次さんは、僕の知っている一番古い時代の横浜大洋ホエールズのエースだった方。そういえば彼は最後の3年くらい、中6日で投げていて、他の投手が中4日だったのと比較すると、これがロートルと呼ばれる投手なんだと思った印象がありましたが、今や中6日は当たり前のような感じ。時代は変わったなあ…。とまれ、彼の大洋までの入団の経緯などを知ることができ貴重な一冊2024/08/17

YOS1968

1
伝説のカミソリシュートの平松氏の回顧録。スマートな外観に似合わず男気のある一面に驚いた。読売戦には目の色を変えて臨んだ奮闘録でもある。このV9時代の選手は多かれ少なかれジャイアンツコンプレックスがあるのだと思う。2011/05/24

99t

1
平松は投手なのに本塁打を25本も打っていることに驚いた。昔の投手は連投がすごいな…。2011/05/27

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