ベースボール・マガジン社新書
KEIO革命

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583103167
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

優勝から遠ざかっていた「陸の王者」を勝てる集団に変えた元プロの経験と指導力!就任1季目でいきなりV。慶大初、東京六大学野球初のプロOB監督の奮闘。

目次

第1章 45年ぶりの「KEIO」のユニフォーム
第2章 塾歌と「丘の上」を全身に浴びて
第3章 熊本から名古屋―野球少年の成長
第4章 慶應時代―光輝充てる我等!
第5章 プロでの苦闘とさまざまな出会い
第6章 慶應に寄り添って

著者等紹介

江藤省三[エトウショウゾウ]
1942年4月29日、熊本県出身。熊本商1年の秋に中京商高(現中京大中京高)に転校、主将・三塁手として3年の春、夏甲子園出場。62年慶應義塾大学入学。大学3年の春に正二塁手となり4季連続ベストナイン受賞。66年ドラフト3位で巨人入団。69年に兄・慎一のいる中日に移籍。76年現役引退(プロ11年間の通算成績は464試合出場、打率・267、12本塁打、65打点)後は中日スコアラーに。81年からは巨人でコーチ、85年からフロント転出を経て、90~92年コーチ、93年スカウトを歴任した。95~96年ロッテコーチ(96年は代理監督も務める)。2003年横浜コーチ。09年12月から慶應義塾大学野球部監督に就任。10年春季リーグ戦でチームを優勝に導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

1
江藤省三氏の「自分史」が大半を占めていて、時間が自分の現役時と現在とを行ったり来たりするので、慶應の関係者なら自明のことでも、そうでないものには実にわかりにくくて困りました。昔は4連投、5連投も当たり前のようにあったというのは、無茶なことをさせたというのではなく、それに耐えられる無理のない体の使い方をしていたと考えるべきなのでしょう。今の「科学的」な指導方法がベストだというのも再考の必要があると思います。2012/07/04

しば

0
慶応義塾大学野球部監督江藤省三さんの、自分史と底に流れる慶應義塾の影響、そして監督として戻った慶應での指導、リーグ戦での優勝についてを描いている。どんなスポーツであれ一流の指導者が書く本はそれぞれの特徴が出ていて面白いと思うし、江藤さんの文章は慶應についての熱さが滲み出ていてそういう点でも非常に楽しめた。日本野球の原風景とでも言える六大学野球を、そして日本の野球自体を盛り上げていくにはアマチュアとプロの間の交流が必須なんだと意識した。慶應野球部のこれからのさらなる発展と躍進に期待します!2011/05/04

しゅりんぷ池田

0
●次男は「賢二」●都市対抗史上初の完全試合時の捕手が江藤慎一●スカウトが父の戦友で中日入り●中京商の同級生に山中巽(中日)、相羽欣厚(巨人他)、下級生に林俊彦(南海)、木俣達彦(中日)。山中、林は大成できなかったと書かれていますが2人ともタイトル獲ってます。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1677093574&owner_id=3899694 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1678141351&owner_id=38996942011/02/22

Kentaro

0
慶応へ一般入学できる学力、選手として11年在籍できた人間力、指導者としての情熱とこういう人がアマチュア野球を魅力あるものにしてくれているんだろうなあと感じた内容でした。2017/11/29

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