内容説明
36歳で引退の危機に直面した男は、半世紀ぶりに誕生した新規参入球団・楽天イーグルスで息を吹き返した。39歳で本塁打・打点の二冠王を獲得し、40歳以降に放った本塁打数は歴代2位。400本に届こうかという通算本塁打の実に半数近くを新天地で積み上げてきた。今なお打球の質、飛距離は、衰えを感じさせない。なぜあんなバッティングができるのか―。若さを保ち、輝きを放ち続ける“元気なオヤジ”の心技体に迫る。
目次
第1章 心―サイコロを振ってみなければ、どの目が出るかわからない(「キャッチャー失格」にホッとした;バッティングの神様が舞い降りてきた ほか)
第2章 技―打率は低くても、試合を決める一発を打てればいい(父に勧められて始めた野球;中学時代はホームランゼロ ほか)
第3章 体―あの3年間があるから、40歳を過ぎた今も元気に野球ができる(若手にはスキを見せない;野菜不足は青汁でカバー ほか)
第4章 夢―野球がなくなっても、世の中は少しも困らない。しかし(自分の未来に遠慮はいらない;巨人に指名してほしかった ほか)
著者等紹介
山崎武司[ヤマサキタケシ]
1968年11月7日、愛知県生まれ。182センチ100キロ。愛工大名電高からドラフト2位で87年に中日入団。96年に39本塁打で本塁打王。2003年に交換トレードでオリックスに移籍したが、04年に戦力外通告を受け、一度は引退を考えながらも、05年から新規参入球団の東北楽天へ。07年には11ぶりとなる本塁打王(43本)と初の打点王(108打点)の二冠を獲得。09年には39本塁打、107打点をマークし、チーム史上初の2位、クライマックスシリーズ進出に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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