ベースボール・マガジン社新書
奇跡の超弾道―進化を続ける心技体

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583102979
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

36歳で引退の危機に直面した男は、半世紀ぶりに誕生した新規参入球団・楽天イーグルスで息を吹き返した。39歳で本塁打・打点の二冠王を獲得し、40歳以降に放った本塁打数は歴代2位。400本に届こうかという通算本塁打の実に半数近くを新天地で積み上げてきた。今なお打球の質、飛距離は、衰えを感じさせない。なぜあんなバッティングができるのか―。若さを保ち、輝きを放ち続ける“元気なオヤジ”の心技体に迫る。

目次

第1章 心―サイコロを振ってみなければ、どの目が出るかわからない(「キャッチャー失格」にホッとした;バッティングの神様が舞い降りてきた ほか)
第2章 技―打率は低くても、試合を決める一発を打てればいい(父に勧められて始めた野球;中学時代はホームランゼロ ほか)
第3章 体―あの3年間があるから、40歳を過ぎた今も元気に野球ができる(若手にはスキを見せない;野菜不足は青汁でカバー ほか)
第4章 夢―野球がなくなっても、世の中は少しも困らない。しかし(自分の未来に遠慮はいらない;巨人に指名してほしかった ほか)

著者等紹介

山崎武司[ヤマサキタケシ]
1968年11月7日、愛知県生まれ。182センチ100キロ。愛工大名電高からドラフト2位で87年に中日入団。96年に39本塁打で本塁打王。2003年に交換トレードでオリックスに移籍したが、04年に戦力外通告を受け、一度は引退を考えながらも、05年から新規参入球団の東北楽天へ。07年には11ぶりとなる本塁打王(43本)と初の打点王(108打点)の二冠を獲得。09年には39本塁打、107打点をマークし、チーム史上初の2位、クライマックスシリーズ進出に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

38
遅咲きの長距離打者で、楽天時代の印象が強い。ノムさんの著者でも、評価されている人間性がよくわかる。特に楽天時代のチームとしてはどん底の状態から比較的早く優勝出来たのも、野村、星野両監督の功績もあるが、山崎氏の力も多分にあったと思われる。川上がONをして選手自身による規律遵守を果たした手法と同じ役割をノムさんが山崎氏に課したのが印象的である。かなり自由な発想だが、名選手にかぶる考え方が見てとれる。干されていた時期が実は良かったと考えられる発想に独自のユニークさが感じられる。野球の筋肉は野球の練習で鍛える。2017/05/11

Kaz

4
生まれつきの体格と身体能力のみでプロとして生きてきた人。それだけに、彼の考え方を変えた野村監督は凄いなと思う。彼がもっと早く野村監督と出会っていたら、もっと凄い成績を残していたかも。いや、若い時なら喧嘩してやめていたに違いない。2014/02/05

miyaji

1
中日の監督候補とも言われている選手の著書だけに期待していたが、残念。2013/10/06

rubbersoul

0
「バッティングに必要な筋肉はバットを振ることによってつくるというのが一番自然です」2021/05/28

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