綱の力

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784583102764
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

第58代横綱・千代の富士の相撲道。横綱の道を極めた者として、今こそ伝えたい心技体とは?横綱の秘訣、そして人生の秘訣を著す。

目次

第1章 横綱の条件1 プレッシャーに負けない(記録へ向かう心構え;負けてたまるか ほか)
第2章 横綱の条件2 試練を力に変える(小兵として苦しみ、つかんだもの;脱臼との出会い ほか)
第3章 横綱の条件3 人知れず努力する(負けた相手と稽古する;30代に入ってから黄金期を迎えられたのは ほか)
第4章 横綱の条件4 譲れない美学を持つ(相撲は伝統様式、美を重んじる;潔い引退)
第5章 横綱の条件5 出会いを大切にする(千代の山―「自分で納得してやりなさい」;北の富士―「まるで飢えたオオカミだな」 ほか)
終章(白鵬の63連勝―「綱の力」を鍛え、太い綱となっていく;後輩を育てるということ ほか)

著者等紹介

九重貢[ココノエミツグ]
本名、秋元貢。第58代横綱。1955年6月1日、北海道松前郡福島町生まれ。現在は年寄・九重。史上最多の通算勝星1045勝、史上2位の通算31回の幕内最高優勝、1988年(昭和63年)5月場所7日目から11月場所14日目までの53連勝など、数々の栄光を手にした史上有数・昭和最後の大横綱。小兵ながら速攻と上手投げを得意とし一時代を築き、1989年9月には国民栄誉賞を受賞。生涯戦歴1045勝437敗159休、幕内戦歴807勝253敗144休(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のびすけ

18
相撲を見始めた頃の横綱と言えば千代の富士だった。千代の富士はとにかく強くてカッコよかった。引き締まった筋肉質の体と獲物を狙うような鋭い目付き。土俵上での無駄のない所作。そして、横綱土俵入りが惚れ惚れするほど美しかった。力士として横綱として千代の富士の素晴らしい所は、本書でも言ってる「弱点の克服」と「体重の管理」だろう。ストイックに肉体を作り上げ、苦手力士を研究し、最も力を出せる体重の管理を徹底した。だから強かった。今の力士には、特に「体重管理」を見習って欲しい。ただ体を大きくすればいいというものではない。2020/07/18

ようはん

14
千代の富士が語る自らの現役時代における横綱としての生き様やメンタリティ。稀勢の里の自伝を読んだ後、この本を読んで思うのは稀勢の里横綱昇進後も千代の富士が存命だったら当書で語る千代の富士なりの怪我への付き合い方や横綱のメンタリティをアドバイスする事が出来て稀勢の里のその後の運命は変わっていたのだろうかと感じた事。晩年に入った現在の白鵬や鶴竜にもどう感じるのか気になる。2020/01/22

SU

2
「横綱とは銭の取れる看板力士」と千代の富士が書いてました。2017/06/24

ひらぐち

1
読んでいて、千代の富士の声で語りかけられているように感じた。今稀勢の里に読んで欲しい。2018/03/09

Haru

1
偉大な横綱でした。悲しいです。2016/08/01

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