ベースボール・マガジン社新書
世界一の方程式

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  • サイズ B40判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583101798
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

2009年WBCでサムライジャパンを世界一に導いたピッチングコーチが、最強の組織作りのノウハウを公開する。準決勝、決勝でダルビッシュを守護神に立てた決断の流儀、60歳を超える著者が20代個性派をまとめる対話術、イチロー、原監督を支えた参謀学。日本中を沸かせた歴史に残る戦いの、知られざるプロセスを追う。濃密な4カ月を描く最高のドキュメンタリーは、ビジネスマンにおすすめの組織論でもある。

目次

プロローグ(至福の空間;イチローへの手紙 ほか)
第1章 決断の流儀(読みと計算があったダルビッシュのストッパー抜擢;“不動”を決め込む采配 ほか)
第2章 チーム作りの方法論(原監督からの電話;「単身赴任」には妻の理解が不可欠 ほか)
第3章 勝つためのマネジメント術(開幕にだれを立てるか;ダルビッシュは絵になる存在 ほか)
第4章 参謀としての役割(トップの考えを把握した上で2割はものを言えるのが参謀;原監督はまったく曇りのない人 ほか)
エピローグ(真の四番を育成せよ;「ボール」「マウンド」の統一化を ほか)
サムライジャパンの記録

著者等紹介

山田久志[ヤマダヒサシ]
1948年、秋田県生まれ。能代高から富士鉄釜石(現・新日鉄釜石)を経て69年ドラフト1位で阪急ブレーブスに入団。2年目の70年に10勝を挙げると86年まで17年連続2ケタ勝利をマーク。独特のアンダースローからの伸びのあるストレートと落ちるシンカーが冴えわたった。76年から史上初の3年連続MVP。最多勝3回、最優秀防御率2回、最高勝率4回、ベストナイン5回。通算成績は654試合登板284勝166敗43セーブ、防御率3・18(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

14
第2回のWBCでの戦いがメインの山田氏の野球に対する考え方が知れる本。現役時代の華麗なるアンダースローを見ていたぼくは、凄い投手はフォームも美しいと勘違いさせるほど、両方が揃った選手でした。落合監督の前の中日の監督でもあり、強い中日の基礎を築いたのも頷ける理論派である事がわかる。また、コーチとして投手と大選手になり過ぎたイチローのケアも任された人柄にも納得。人それぞれ、人を選ぶ際には考え方があり、それにブレが無いか?またその理由を直接選手に告げる誠実さが感じられる。一つだけ以外だったのは原監督の評価でした2014/07/15

文章で飯を食う

10
今でも、イチローのタイムリーは目に焼き付いている。やっぱり、投手のことは投手コーチに任すべきで、原監督はすごい人なんだなー。2016/07/26

Kaz

6
和田と岸が落ちて内海が入った理由はわかった。藤川じゃなくダルだったわけもわかった。岩田と小松が入った理由も知りたかった。2014/12/20

青海老

3
時折はっとさせられるようなことはあったが、読み物としてはなかなかに酷い。文章が軽いためにすんなりとは読めたものの、内容としては老人視点であるので割合若い世代の私としては読んでいて反発したくもなる。加えて中国の故事等々を引っ張り出してくるあたりにナルシズムを感じた。2014/03/14

Zen-zen

2
2009年のWBCで日本を世界一に導いたピッチングコーチ、元阪急ブレーブスの大投手、山田久志が明かすサムライジャパンの舞台裏。それまで国際大会の経験が豊富だったホークスの和田毅を落とし、巨人の山口鉄也を採った理由がわかっただけでも、個人的にはこの本の価値はある。内容が薄いことは認めるが、スポーツ選手の回顧録はこんなものなのでは。現在も活躍中の選手たちの個性が垣間見えるのも楽しい。2011/11/15

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