内容説明
2009年WBCでサムライジャパンを世界一に導いたピッチングコーチが、最強の組織作りのノウハウを公開する。準決勝、決勝でダルビッシュを守護神に立てた決断の流儀、60歳を超える著者が20代個性派をまとめる対話術、イチロー、原監督を支えた参謀学。日本中を沸かせた歴史に残る戦いの、知られざるプロセスを追う。濃密な4カ月を描く最高のドキュメンタリーは、ビジネスマンにおすすめの組織論でもある。
目次
プロローグ(至福の空間;イチローへの手紙 ほか)
第1章 決断の流儀(読みと計算があったダルビッシュのストッパー抜擢;“不動”を決め込む采配 ほか)
第2章 チーム作りの方法論(原監督からの電話;「単身赴任」には妻の理解が不可欠 ほか)
第3章 勝つためのマネジメント術(開幕にだれを立てるか;ダルビッシュは絵になる存在 ほか)
第4章 参謀としての役割(トップの考えを把握した上で2割はものを言えるのが参謀;原監督はまったく曇りのない人 ほか)
エピローグ(真の四番を育成せよ;「ボール」「マウンド」の統一化を ほか)
サムライジャパンの記録
著者等紹介
山田久志[ヤマダヒサシ]
1948年、秋田県生まれ。能代高から富士鉄釜石(現・新日鉄釜石)を経て69年ドラフト1位で阪急ブレーブスに入団。2年目の70年に10勝を挙げると86年まで17年連続2ケタ勝利をマーク。独特のアンダースローからの伸びのあるストレートと落ちるシンカーが冴えわたった。76年から史上初の3年連続MVP。最多勝3回、最優秀防御率2回、最高勝率4回、ベストナイン5回。通算成績は654試合登板284勝166敗43セーブ、防御率3・18(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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