内容説明
「野球のことなんて、まったく知らんかった」、身長167センチのドラフト7位が、「世界の盗塁王」へ駆け上がるまで。「史上最強の一番打者」とも謳われる著者が、自らの野球観、技術論を初めて深く掘り下げ、20年間で極めた数々のチカラを公開する。そこには驚くべき観察力、探求心、瞬発力、転換力、そして勇気があった!現在は野球評論家として、切れのいいコメントが老若男女から絶大な人気。その「福本語録」誕生秘話も紹介する。フクさんの味わいが全開の一冊。
目次
第1章 投手のクセではないリズムを盗んだ(妨害も糧になる;ノムさんがいなけりゃ、1500盗塁も可能だった ほか)
第2章 ヘタやから、うまくなれた(一枚だけの記念写真;消えた左用のファーストミット ほか)
第3章 「走」にスランプはない(西武を日本一に導いた片岡の走塁;ヘルメットのツバを利用した ほか)
第4章 ケガしたらあかん(3歩半のリード;ワンパターンのスライディング ほか)
第5章 一生懸命を応援する(「来年も来てくれるん?」;贅沢な草野球を楽しんでほしい ほか)
著者等紹介
福本豊[フクモトユタカ]
1947年、大阪府生まれ。大鉄高を卒業後、松下電器産業を経て69年にドラフト7位で阪急ブレーブスに入団。167センチ68キロの小柄な体で努力を重ね、歴代1位のシーズン106盗塁、通算1065盗塁(いずれも当時は世界記録)を達成し、「世界の盗塁王」の異名を持つ。通算本塁打208本、通算安打2543本を記録したバッティング、確実な守備力でもファンを魅了。阪急黄金時代の中心としてチームを引っ張った。88年に引退後はオリックス・ブレーブスの打撃コーチ、同二軍監督を歴任したのち、阪神タイガースの打撃コーチ、守備走塁コーチを務めた。現在は野球評論家として活躍。率直で軽妙なコメントが人気を集めている。日本身体障害者野球連盟の名誉理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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