ベースボール・マガジン社新書
オニツカの遺伝子

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  • サイズ B40判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583101002
  • NDC分類 589.25
  • Cコード C0275

内容説明

スポーツシューズブランドとして、戦後の日本スポーツ界を支えたオニツカ。強い信念と確かな技術のもと、改良を重ね続けたシューズは、やがて金メダリストからスポーツ愛好者まで広く愛される1足へと成長した。ものづくりに情熱を傾けた創業者・鬼塚喜八郎の精神は、社名をアシックスと変えた今も脈々と受け継がれる。オニツカを生んだ人々、そして、現在進行形でその技と心を進化させている人々の“オニツカスピリッツ”に迫る。

目次

第1章 神の手を持つ男(シューズにキスした金メダリスト;トップ選手の足を守る工房の主 ほか)
第2章 オニツカ、黎明の日々(スポーツシューズに込めた思い;“頂上作戦”と“裾野作戦” ほか)
第3章 オニツカの心(入社試験で、社長の人間性の惚れ込む;思いついたら、即行動 ほか)
第4章 神の頭脳を持つ男(もう1つの大黒柱;機能の評価を定量化する、ということ ほか)
第5章 オニツカスピリッツ、この大いなる遺産(鬼塚喜八郎という男;青少年の育成に貢献する仕事を求めて ほか)

著者等紹介

折山淑美[オリヤマトシミ]
1953年、長野県阿南町生まれ。神奈川大学工学部卒業後、フリーランスのスポーツライターとして、五輪種目を中心とするアマチュアスポーツを幅広く取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きよ

2
「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかし、と祈るべきだ。」 のラテン語の言葉の頭文字をとったASICS。この遺伝子を受け継ぐ人々の話。有森裕子、高橋尚子のシューズを作成した伝説の職人三村仁司氏や、シューズを屈曲性、クッション性、安定性、通気性、グリップ性、フィット性を材料工学の観点から数値化する西脇剛史氏などモノづくりを支える人たちの話に続いて、最後の一人として、創業者鬼塚喜八郎氏が登場する。ASICSという会社の情熱に触れつくづくいい会社だなぁと読んでいてわくわくします。2010/04/13

anken99

1
1日で一気読み。オニツカ、それはアシックスの前進であり、その会社を作った男の名前である。40男のワタシにとって、初めて触れたブランドブームが、小学生のときのスニーカーブームだった。ナイキ、プーマ、アディダスと、いろいろなブランドひしめくなか、我々の心の中で王者として君臨していたのが、アシックスである。ハイエンドモデルのスカイセンサーに涎を垂らしつつ、安価なマラップシリーズを履いていた。。。本書は、国内のランナーには絶対的な信頼を誇るアシックスの会社ストーリー。夢を見る男たちの物語に、愛を感じた。2014/04/09

morihito

0
靴への執念、追究心は半端ない。読んだらスニーカーを買わずにいられませんよ2017/10/03

meru

0
顧客目線だけど自分たちの強みは譲らない。バスケシューズで有名になるまでの感動的な話。 シューズ、大事に使おう。

ispanoman

0
最終章では、創業者の生い立ち、起業の精神、商品開発と販路開拓の経緯が集約されており、小規模な中小企業者にとって心強い読み物となっている。鬼塚氏からすべてが始まった、まさに創業者である。2015/03/20

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