目次
01 グラウンドストローク(体幹の軸がぶれないグラウンドストロークを打つ;脚からの力を上半身に伝え、運動連鎖で打球をパワーアップ)
02 フォアハンドストローク(曲線的な腕の動きを強化し、重く、スピンのかかったショットを実現)
03 バックハンドストローク(片手打ちも両手打ちも身体の後ろ側の筋を強化し、ショットにパワーを加える)
04 サーブ(スムーズに回る肩を作り、スピード、コントロール、球質を高める;サーブでの体幹の使い方のポイントは「ひねり」を意識すること;下肢を鍛え、正しくタイミングのよい使い方でサーブをパワーアップ)
05 ボレー(ボレーではリストを固定。手首周辺を強化し、打点でのポジションをキープ;体幹はひねるよりキープ重視。ボレーでは腹筋、背筋とも大きな筋を意識する;ベストポジションへ入り大きく斜め前へ足を出して体重を乗せ、ボールをブロック)
06 フットワーク(常に足を細かく動かし、ボールに入っていくためのアジリティ能力を高める;突然の反応が必要な場面では足を高く引き上げてスピードアップする;踏み込み、切り替えしなどパワー系フットワークにはまずは足首周りの強化を)
著者等紹介
山下且義[ヤマシタカツヨシ]
1961年5月29日、東京生まれ。日本大学時代はテニス部に所属し、卒業後、日本鍼灸理療専門学校・東京衛生学園へ。全日本テニス選手権オフィシャルトレーナーのほか、デビスカップ、フェドカップ日本チームのトレーナーを務める。また、ジャパンオープンなど国際大会でも選手のケアを行い、そのマッサージの腕は海外トッププレーヤーをもうならせた。03年から06年には浅越しのぶ選手のパーソナルトレーナーとして、ツアーにも同行。身体のケアのほか、トレーニングを管理し、彼女の飛躍への身体づくりを支えた。同時に、松岡修造氏が主宰するトップジュニア育成キャンプ『修造チャレンジ』ではケアトレーナーを担当。松岡氏、伊達公子さんなど日本テニスを牽引してきた元プレーヤーから、現役プレーヤー、トップジュニアと多くのテニスプレーヤーの身体のケアを行ってきた経験を生かし、現在は東京都港区で治療院『虎ノ門コンディショニング ヤマシタ』を開院。一般の方からアスリートまで幅広い層の治療を行っている。(財)日本テニス協会スポーツ科学委員会医事委員トレーナー、(財)日本体育協会公認スポーツ指導者アスレティックトレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。