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目次
監督 三原脩
エース 稲尾和久
ライバル 中西太
コンビ 仰木彬
あこがれ 大下弘
カミソリシュート 河村英文
あのヒット 関口清治
西鉄 獅子の群像
赤バット 川上哲治
長嶋茂雄とＯＮの時代
魔球・杉下茂、杉浦忠 そして悲運のエース藤田元司
別所毅彦とサンケイアトムズ
明日への遺言
著者等紹介
豊田泰光［トヨダヤスミツ］
１９３５年２月１２日、茨城県生まれ。遊撃手、右投げ右打ち。１９５３年に水戸商から西鉄に入団、２７ホーマーを打って新人王に輝いた。５６年には打率．３２５で首位打者を獲得。チャンスに強いバッティングが持ち味で、西鉄の３年連続日本一（５６年～５８年）に貢献した。６３年に国鉄に移籍、６９年現役引退。通算１７年で１８１４試合、１６９９安打２６３本塁打８８８打点、打率．２７７。７０年に近鉄の打撃コーチを務めた。７１年からはネット裏で辛口評論家として活躍。２００６年野球殿堂入り（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ワンタン
2
1950年代、著者が入った頃のプロ野球ではユニフォームを泥で汚さずきれいに勝つのが粋とされていたという。それが著者や中西太らが活躍した西鉄ライオンズ、そしてその後に登場する長嶋、王らの世代によってスピードとパワー溢れる近代野球へと変革されていったのだとか。きっとそれ以前のプロ野球は、スポーツであるとともに一種の興行だったのだろう。愉快な交友録が中心だが、勝負の厳しさを痛感させられる壮絶なエピソードも一部あり。プロ野球ＯＢではこの人の本が一番面白い。語り口調だけど、自分でペンを持って書いてるんじゃないかな。2016/10/24
