目次
第1章 感性の源流(早春の風;曼珠沙華;如来の誓願 ほか)
第2章 自由への階梯(弦音;光明;矢振り ほか)
第3章 大いなる射の道(射裡見性;空っぽの飯櫃;小さな鎧 ほか)
著者等紹介
馬見塚昭久[マミズカアキヒサ]
1961年神奈川県生まれ。成蹊大学卒業。1989年より小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りと
4
正直、何も知らなかったのだなと改めて思う。普段目にしている『礼記射義』でさえ、意味を知らなかったことに気付く。『立禅』とはよく言ったもので、果たして『人間として本当の道』を進むべく弓道をやっている人が何人居るのだろう・・・。「昇段や的中ばかり求めるな」という先生の普段からの教えが出てきたりして、"自分の信じる道を進もう"と再度心に誓える一冊でもあった。「出来た」は無い世界。「前進あるのみ」と先生によく言われるが、その精神は忘れてはいけないのだろうな。2015/04/20
Hiroki Nishizumi
3
よく資料を調べて書かれていることが分かる。ただ内容は「弓と禅」を超えるものではない。それを昇華するには武術家でないと無理かもしれない。2021/01/23
仏教のパンセ!
3
まず、阿波研造先生の弓を射るお姿の写真があり、神々しい。 そしてこのストーリー、、、十牛図ではないか!ヘリゲル氏が日本に来た。尋 牛。弓に出会った。見 跡。手応えを感じた。見 牛。弓を作為なく、ディヤーナの状態で射るところが、まさに人牛倶忘!入鄽垂手は、ヘリゲル氏が素晴らしい著作を残してくれた事につながる。合掌。2017/07/04
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