内容説明
合気道の本質に目覚める稽古法の真髄!「呼吸力」の極意が浮かび上がる納得の一冊。
目次
第1章 呼吸力のメカニズム(相手の力を無力化してコントロールする合気道;合気道の根幹は理合と呼吸力 ほか)
第2章 呼吸力の鍛錬法(合気道の体づくり;構えの鍛錬法 ほか)
第3章 基本動作の応用(正面打ち一ケ条抑え;片手持ち二ケ条抑え ほか)
第4章 呼吸法(基本技の中の呼吸法;呼吸法の応用技 ほか)
著者等紹介
井上強一[イノウエキョウイチ]
合気道養神館館長(範士9段)。昭和10年、北海道に生まれ、東京に育つ。同30年、創設されたばかりの養神館に入門。集団指導を通じて、現在の養神館の指導法の基礎作りに貢献。45年からは警視庁に派遣され、教養課兼警察学校武道職として勤務。警察官に合気道を指導。平成8年に定年退職後、養神館本部道場長を務め、14年に館長に就任
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感想・レビュー
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姉勤
22
合気道指南書。「呼吸力」とあるが具体的な術を発動する際の呼吸法のような意味ではなく、相手と相対した際の最適のタイミング、バランス 、それをなす心構えを説く座学的前半と、実践を司る、初歩的な構えと体捌き、組手を連続写真で。構え一つやってみたが相当辛い。 自分の姿勢、軸バランスの悪さが嫌という程。読み始めた時は気づかなかった写真の講師の姿勢が並々ならぬものに見えてきた。 入門するかは別として、心構えや、姿勢は日常の「禊ぎ」の作用として続けてみたい。2022/01/11
やま
1
呼吸力についての詳細な解説が興味深かった。2020/08/30