内容説明
なぎなたは一生かけて学んでいく道です。稽古しないで良い先生なんて、誰もいません。むしろ、指導者こそ、日々の弛まぬ稽古、精進が必要なのです。著者を含め、なぎなたに関わる者は全て、その発展、隆盛を望んでいます。著者のなぎなた人生を記した、本書は、これからのなぎなたをより良く導くための一助になるでしょう。
目次
第1章 多感な少女時代
第2章 薙刀術教員養成所
第3章 卒業
第4章 なぎなた教師
第5章 全日本なぎなた連盟結成
第6章 財団法人化
第7章 体協加盟と国体参加
第8章 生涯続くなぎなたの道
著者等紹介
徳永千代子[トクナガチヨコ]
大正5年宮城県生まれ。昭和10年大日本武徳会薙刀術教員養成所修了。京都府立綾部高等女学校、大阪府立茨木高等女学校、同清水谷高等女学校などで薙刀術教授、関西大学非常勤講師を歴任。30年全日本なぎなた連盟理事、43年から同常務理事・審議員を経て現在顧問。57年武道功労章、58年藍綬褒章、平成7年勲五等瑞宝章を受章。(財)修武館師範・評議員。なぎなた範士
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