武道伝書を読む

武道伝書を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784583036472
  • NDC分類 789
  • Cコード C2075

内容説明

本書は、武道伝書の文意をただ読解するだけではなく、実際の武道実践や現代の教育問題、あるいは社会問題等と関係づけて、できるだけわかりやすく読み解くものである。二部から成り、第一部では、武道伝書を読む前提として、まず芸能の修業のうちに「道」という終生修行の伝統を確立した世阿弥の能楽論『風姿花伝』を採り上げた。第二部は、剣術以外の柔術、弓術、槍術、薙刀の思想を概観し、そのなかから若干の伝書を採り上げ解説する。

目次

第1部 剣術論の展開(「道」の源流―能楽論『風姿花伝』に学ぶ;近世剣術論の確立―わざと心;剣術の修養化・養生化―「気」の鍛錬と心の修養;形剣術から竹刀剣術へ―「実理」の尊重)
第2部 柔術・弓術・槍術・薙刀の思想(柔術の思想;弓術の思想;長道具武術の思想)

著者等紹介

湯浅晃[ユアサアキラ]
天理大学体育学部教授。同剣道部部長・監督。1953年大阪府藤井寺市生まれ。東京教育大学体育学部武道学科卒業、筑波大学大学院体育研究科修士課程修了、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程満期退学。全日本剣道連盟総務・資料小委員会委員、同連盟創立50周年記念『剣道史』編集委員。奈良県剣道連盟常任理事、大阪市立修道館師範、剣道教士七段
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