内容説明
本編に収録されているのは全部で五十三のエピソード。専門の相撲史や故事についてもさりげなく、諸事あっさりとしかも意味深遠な相撲秘話を展開。
目次
相撲の芸術性
勝負の予想
蒙御免二百年
恩返し
好角家の思い出
東西贔屓びいき
高砂の義憤
蒐集の楽しみ
相撲の版画
力士の趣味
しめこみ
紫の化粧廻し
横綱稲妻雷五郎の廻し〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
1
相撲好きの旧華族によるエッセイ。全体的には退屈。ただし所々キラリと光るものが混ざってるから油断ならない。p.62幕内力士になるには、自分の得手とする極め手を持っていなければならない… p.63名人という者は、得手のないのが名人だ… p.132大関力士を下位の者があまりひどい投げ付け方をしたといって親方に叱られた… 評価Ｃ2012/07/25
