内容説明
意外性の男・ヤマ―山倉和博は、13年間守り続けたジャイアンツの捕手の座を自ら下り、ユニホームを脱いだ。福岡県に生まれ、愛知県に移り、名門東邦高校から早稲田大学に進み、ドラフト1位でジャイアンツに入団し、ルーキーで公式戦の半分以上もマスクをかぶった。その山倉が30余年の半生を綴り「実はキャッチャーになりたくなかった。ピッチャーをやりたかった…」と意外性の男らしい意外な告白をした―。
目次
序章 12万7917票の重み
第1章 キャッチャー・ボックスの泣き笑い
第2章 怪物・江川がマウンド上で涙
第3章 ドラフトで1位指名される
第4章 兄貴・堀内投手の教え
第5章 MVPに選ばれた日
第6章 短く燃え尽きた甲子園の夏
第7章 早慶戦前夜祭の思い出
第8章 長嶋、王、藤田の3人の監督さん
第9章 私はピッチャーをやりたかった
終章 頑張れ!村田捕手