内容説明
「ラグビーを始めてすぐに、これは一生の仕事だと思ったんだ―」北島忠治は昭和4年に明治大学ラグビー部監督に就任、89歳を超えた今日もグラウンドに立ち続ける、世界でも類を見ない長寿監督である。北島ラグビーのモットーは「前へ」。過去60余年、そのゆるぎない信念の下、数々の名勝負が日本ラグビー史を彩った。本書は数多くの初公開写真、OBや関係者の証言をもとに、北島忠治89年の軌跡と人間像を浮き彫りにしたラグビーファン必携の1冊である。
目次
第1部 89年間の軌跡(八幡山春秋;生まれ故郷を訪ねて;青年時代を過ごした街)
第2部 楕円球とともに
第3部 ラグビー人生を振り返って(八幡山城の城主に捧ぐ;大監督の点前;監督歴61年の足跡 ほか)
第4部 人間・北島忠治を語る
第5部 明大ラグビー部データバンク