内容説明
審判部長まで務めたプロ野球審判の権威が、長年のプロ野球審判生活で得た貴重な体験やマスクから覗いた印象深い出来事などを供述して、日本野球の辿って来た道を振り返る。
目次
現役審判員を引退
二出川延明先輩に誘われて
世情騒然のうちにプロ野球発足
玄海灘の荒波に法政時代を思い出す
法政、リーグ戦初優勝、米国遠征へ
昭和11年4月29日、プロ野球の幕開け
審判員転向をすすめられる
第一神港商時代の壊かしい思い出
日本の運命を大きく変えた昭和16年
戦局は傾き野球も苦難の道を行く
大空襲の惨状、そして玉音放送、やがて野球復活
サンフランシスコ・シールズの来日
2リーグ分立、審判部も二つに
神宮球場返還を喜ぶ飛田穂洲氏の名文
プロ、アマ統一のルールブック誕生
長嶋茂雄の巨人入団でプロ野球は新時代へ
ラバーフェンス考案者の父
私の審判生活で最高の思い出
内村祐之コミッショナーとの出会い
再び、審判員としての思い出あれこれ
プロテクターについての私見
私の審判人生に共鳴してくれた人たち
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