フォークボール一代―勝利への投球、その闘いの足跡

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フォークボール一代―勝利への投球、その闘いの足跡

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784583027210
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C2075

内容説明

「捕手のとれない球が打てるか」とは、打撃の神様と言われた川上が、著者のフォークに対して吐いた名言。この言葉に示されているように、著者は日本で最初にフォークボールを開発、実戦に活用して、29年には、中日を優勝に導く。現役引退後、監督・コーチを歴任したが、タイガースの藤本監督の片腕として、39年打倒巨人を果たして優勝に寄与したことは高く評価される。51年には、乞われて巨人のコーチに就任、長嶋監督の全面的信頼を得て、前年度最下位から、優勝へ導くのに縦横の腕を振るった。

目次

夢だった神様川上さんとの対決
守りの分岐、本多君と豊田君の場合
7・25事件を生んだフォークの一球
神田錦華小学校の野球部員
上海で終戦、捕虜生活3カ月で帰還
琴浦の町で初めてフォークの名を知る
天知さんとやった心身酷使の野球
若返りが至上命令だった中日監督
大毎コーチからタイガースコーチへ
故鈴木会長に口説かれて巨人のユニフォーム着る
角番の試合には使えなかった江川君
コーチから見た投手いろいろの顔
堀内投手を楯にして若手を使った
濡れた人工芝で中日にワンサイド勝ち
相手打者全部1試合分の攻め方を書いた山倉
別所投手と打ち合ったホームランの思い出
金田投手に選ばれた4球1個で完全試合パア
キャンプからオープン戦の投手の課題
残して置きたかったフォークの球跡〔ほか〕