内容説明
殷王朝より始まる中国5千年の歴史の中で、生まれ発展し、あるいは消滅していった種々の体育・スポーツ。サッカーに似た蹴鞠、ゴルフに対比される捶丸、中国式ポロであった馬球。あるいは角抵=相撲やボートレースの競渡、溜氷とよばれたスケートには、スピードとフィギュアの型があり、室内ゲームの投壺や舞踊、武術、拳法、医療体操など、中国独自のスポーツ文化が、花ひらいた。本書は、体育・スポーツの側面から見た、もう一つの中国史である。
目次
古代(古代中国の教育;古代中国の体育とスポーツ)
中世(中世中国の教育;中世中国の体育とスポーツ)
近世(近世中国の教育;近世中国の体育とスポーツ)
現代1―中華民国(中華民国の学校体育;体育教員の養成;中華民国のスポーツ)
現代2―中華人民共和国(中華人民共和国の学校体育;体育教員の養成;中華人民共和国のスポーツ)