出版社内容情報
ニッポンの家って、本当に美しい。前川國男や吉村順三の名作住宅から、若手建築家の最新作まで、豊かな「日本の住宅」を総覧する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
66
現代日本の住宅はどこから始まったのか。生活が豊かになり「家」に対する日本人の求めるものも変化も目まぐるしかったこの100年。洋風化が進んだ昭和初期に日本の風土や気候に合った住宅の姿を追い求め、実験を重ねた藤井厚二の自邸で重要文化財の「聴竹居」。環境共生住宅の原点と云われるこの住宅が昭和3年に建てられたという事も驚きだが、1930年に竣工されたとされる注文住宅「八木邸」の趣のある美しさも感動的。朝ドラ「スカーレット」で喜美子が住み込みで働いていた「荒木荘」を思い出すような(⇒)2021/07/29
momogaga
49
「憲政の神様」尾崎行雄の旧邸が表紙です。語り継ぎたい歴史のある家。ブルーの家屋が夏に似合います。緊急事態宣言が終了したら訪れます。世田谷区豪徳寺にあります。 2021/07/14
まりこ
20
昔から古い日本家屋と洋館に心惹かれます。2021/08/08
ひめぴょん
4
建造物の中でも一般の人が住む家には生活を運営していく機能を有する器として存在しないといけない使命があります。私はなぜか幼少期からそういう家に対する興味があって、新居の完成見学会やよそのお宅訪問が好きでした。モデルハウスにはない住まう人の考え方・生き方も反映されている気がします。散歩中におうちを観察して何年前に建築されて、どんな家族構成の人たちが住んでいるのか想像するのもよくやる楽しみの一つです。ちなみに我が家は設計を依頼した方から「ワンダフルワンルーム」と銘打っていただきました。この本の中にも出てきますが2021/08/20
もだんたいむす
3
ちょっと思っていたのと違った。一般的な日本人が暮らした家の100年間の移り変わりとかではなく、著名な建築家が設計した家の特集だった。2022/10/02
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