出版社内容情報
?永遠のモダン?と呼ばれる、昭和を代表する作庭家・重森三玲の庭。京都を中心に、日本全国にある彼の庭をめぐる旅に出よう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
21
東福寺へ行った記念に。地上から宇宙へつながっていたんですね。ひゃー。私は勝手に「ランドアート」のカテゴリで理解させてもらってます。全国にある重森三玲の作品をざっと理解するには丁度よかったです。2021/12/25
鯖
12
日本庭園用語集が最初についてるのがとってもわかりやすくてよい。東福寺の市松模様や北斗七星をとりいれた重森さんのお庭が大好きなんだけど、他にもこんなにたくさんあるんだなあ…。でっかくお庭をキャンバスにして、抽象画を描いてるようで、どれもこれも素晴らしい。竜安寺の石庭から構想を得たセメント作りの長野興善寺の看雲庭が面白かったので、この目で見てみたい。2019/02/13
荒野の狼
10
2014年発行の重森三玲の庭園を紹介する「別冊太陽 太陽の地図帖 26」でカラーの96ページ。ノートサイズで薄くコンパクトな本で定価1200円は適当な値段であったが、今はプレミアがついて高価になってしまった。本書の副題に「稀代の作庭家を知る全国58の庭」とあるが、ページ数からも推察できることであるが、しっかりした説明が写真付きでなされる庭は10数個の庭。全国にある三玲の庭を網羅したい人には、たとえば重森三玲庭園の全貌(中田勝康)などの他書を勧める。2022/03/21
美幸
6
名前は知っていたし、市松模様のお庭も素敵と思っていましたがこの本で名前とお庭が一致しました。モダンジャパニーズの先駆けですね。本当に素敵です。2021/11/19
子牛
4
見逃しが多いと、落胆した。2021/01/11