感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
178
好きだから描いている。想いを形にすることができる絵本作家にはそれぞれのペースがあり何年もかけて生まれてくる一冊もある。絵描きなんだから絵を見て伝わるものを作りたい。自然を見つめることで豊かさは広がる。見ようとしなければ見えないんだ。音を奏でながら描く伊勢英子さんはいう。一番大切なことは色よりも空気、音や光を感じること。自分を信じているからやり続けることができる。ゴッホや宮沢賢治のように。時がとまり風がやむと物語の世界へ導かれていく。なかなか入手できない貴重な絵本の数々。いわむらかずおさんの作品を集めよう。2023/06/11
遠い日
6
このシリーズは読むほどに、絵本の世界に引きこまれ、ただでさえ絵本や童話が好きなのにますますのめりこんでいく予感を覚える。本は描かれたその作品をまず楽しむもの。けれども、どうしても途中でどんな作家なのかが知りたくてたまらなくなる。生い立ち、学んだこと、交友関係などその人を作ってきたことどもが、興味深くてしかたない。3巻では、(もちろん、どなたもなのだが)田畑精一さん、せなけいこさん、伊藤秀男さんなどの記事に新鮮な魅力を感じた。人となりと作品世界の繋がりや、作品内部のパワー、個性、みんなすばらしい。2014/01/21
海(カイ)
6
【図書館】いわむらかずおと伊勢英子のところをさっと読む。2013/06/10
遠い日
4
西巻茅子さんのデビュー作『ボタンのくに』についてのある情報を読み友さんにいただき、再読。読んだはずなのに、疑問と直面していないと忘却の彼方へ、ということに。文章を書いた「中村成夫」さんのことを知りたかった。改めて読んでみて、西巻さんの絵の空気感が好きだと思う。ふんわりと含まれた余白のようなもの。未読の作品もいくつも。楽しみがふえた。2014/07/22
胡瓜夫人
0
図書館の膨大な数の絵本から気になる本を見つけるためのガイドに使いました。2014/10/25