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出版社内容情報
墨による独自の抽象表現を確立し、建築的なスケールの創作活動を自在に展開した孤高のアーティストの画業とその人生の道のり、そして透徹した美意識が見出したものを紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
149
『自分だけのかたちを求めて』とある。恥ずかしながらその墨で書かれた字は私には読めない。前衛的な感じの作品は「なんだこれは?」と心の声が漏れる。だがしかし、読み終わる頃には引き込まれているのだ。写真ですらこうなのだ。実物は凄いのだろうな‥新潟市や関市には美術館があるそうだ。いつか本物を目にしたい。ここからは無駄なものを削ぎ切った生を感じた。カッコイイ女性が同じ世界にいたという事実。2021年3月、美術家・篠田桃紅107歳を一期として逝く。2022/10/27
kaz
1
ダイナミックだが、繊細。その作品には迫力を感じる。図書館の内容紹介は『幼い頃から書に親しみ、のちに墨を用いた抽象表現がニューヨークで開花した篠田桃紅。終戦、渡米、帰国、円熟…。芸術家としての自分を貫いた107年の画業をたどり、作品を紹介。エッセイ等も掲載する』。 2023/02/09