出版社内容情報
昭和史にとどまらず、幕末、明治、中国史、文学など幅広い時代とテーマを書き続けた半藤一利。膨大な著作から代表作を厳選し、書籍から見えてくる半藤一利の世界を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
109
今年亡くなられた半藤一利氏の人と仕事について書かれた本。氏は太平洋戦争を体験されたことを含めて当時の生活や軍部の状況、戦後の日本について多くの著書がある。私自身は体験のない太平洋戦争だが父が陸軍の少年兵で出征したことからあの戦争についていろいろと聞かされてきた。聞かされてことと氏の著作を読むとあの戦争の愚かさが浮き彫りになってくる。そして氏の木版画や俳句などにも長けていたことを知った。氏の著作をもっと読んでみたい。図書館本2021/12/14
とよぽん
53
90年の生涯を多彩な執筆陣がそれぞれの視点で示す豪華版。半藤一利さんは、驚くほど純粋な人だと思った。絵や版画などにもセンスが光る。歴史探偵は、坂口安吾の影響だったのも、今さらだが驚いた。そもそも、半藤さんが坂口安吾と同時代に生きていたことが驚きだった。自分が無知すぎるだけか・・・。64歳まで文藝春秋社に勤め、その後作家として新たな道を進む。半藤さんの生涯を支えていたのは、東大ボート部で培われた精神力、そして60年以上連れ添った末利子さんだと思う。2021/11/07
Cinejazz
9
東京大空襲で死の瀬戸際をさまよった半藤一利氏(1930-2021) の歴史とともに生きた90年の生涯を特集した『別冊 太陽 (平凡社)』です。東大文学部ボート部の青春時代、文藝春秋入社後の永井荷風、坂口安吾、松本清張、司馬遼太郎ら著名人との親交、膨大な著作をとおして半藤氏の軌跡と言い遺したかったことに分け入っています。〝よく「歴史に学べ」と言います。歴史を教訓にしようとする言葉ですが、「歴史を学べ」のほうが正しい。まずは知ること、そうして歴史を学んでいれば、あるとき突然、目が開けるんです〟と語っています。2021/10/21
Go Extreme
2
評伝・半藤さんの九十年: 『15歳の東京大空襲』『焼けあとのちかい』 『日本のいちばん長い日』 『ノモンハンの夏』 『ソ連が満洲に侵攻した夏』 『聯合艦隊司令長官 山本五十六』『[真珠湾]の日』 『戦士の遺書 太平洋戦争に散った勇者たちの叫び』 『聖断──昭和天皇と鈴木貫太郎』 昭和史三部作 『世界史のなかの昭和史』 『隅田川の向う側』 『幕末史』 『それからの海舟』 『日露戦争史』 『安吾さんの太平洋戦争』 『清張さんと司馬さん』 『日本国憲法の二〇〇日』 『のこす言葉 橋をつくる人』2021/10/07
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