別冊太陽 日本のこころ 275
永遠なれ魯山人 - この型破りな才能、後にも先にも見あたらず

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  • サイズ A4変判/ページ数 151p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784582922752
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C9472

出版社内容情報

今年没後60年を迎え食の巨人が探求した家庭料理と、独学で創作した芸術作品の魅力をクローズアップ。断固とした美学を貫いたマルチクリエーターの流儀とセンスが学べる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジャズクラ本

8
・この本に撮影された料理は、魯山人と親交の深かった料亭 名古屋八勝館のもの・文は作家 山田和・若い頃、竹内栖鳳の画に惹かれ、栖鳳と知己を得る・良寛にも心酔・李香蘭(山口淑子)とその夫 イサム ノグチを可愛がる・昭和二年、ピカソが魯山人を激賞。その後渡欧し、ピカソ、シャガールに会う・人間国宝は一貫して拒絶。2019/09/03

遠い日

7
断片的にしか知らなかった魯山人の仕事、人生。幼少期は大変厳しい環境に育ったが、そのようなことも含めて、自分の美の追求に全てを振り替えていった力強さは、魯山人の生来の性質なのだろう。器も、料理も、どちらの美も極めていった天性の才能。2019/09/22

荒野の狼

6
別冊「太陽」というと複数の執筆者によるムックというイメージであるが、本書は、青柳恵介が4ページの「北大路魯山人の仕事」を書いている他は、すべて山田和(かず)が執筆しており、山田の単著と言ってよい。魯山人の生涯をまとめた14頁の一章を読むと、波乱万丈の豪快な一生が追えるが、魯山人本人や家族の写真は少ない(イサム・ノグチと山口淑子夫婦との写真などが掲載p138されるがすべて白黒)。星岡茶亮と星岡窯は独立した章で解説。2021/05/18

一条

3
魯山人の生い立ちについて触れ、その波瀾万丈さに度肝を抜かされた。幼少期の過酷な生活が食や芸術に対する意識を高め大成していったというのは劇的すぎた。総合芸術家ということで様々な工芸に食指を伸ばしていたのかなという印象を持っていたが、自身の生涯と並行して転々と推移していったということを知り、そこにも物語があって面白い。 写真集としても四季折々の料理と魯山人作品の調和を楽しめる造りになっていてとても良かった。2024/06/01

A久

2
 魯山人の作品を載せた雑誌。  魯山人については全く知らなかったので、来歴や彼の哲学を知ることができた。2020/03/04

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