- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
出版社内容情報
江戸中期に活躍した錦絵の元祖、鈴木春信。男女の恋、何気ない日常……見事な曲線美と色彩美、卓越した技術力で情緒豊かに描く!
巻頭グラビア:
驚嘆!!春信の刷りと色
プロローグ:
絵師春信と錦絵黄金時代の幕開け
ようこそ、春信の世界へ
1恋の駆け引き
2春信とその周辺
3江戸っ子のエスプリ
4 色彩の秘密
小特集 絵本でみる春信の世界 藤澤紫
インタビュー 「春信作品はここに注目!」
春信略年譜
浮世絵用語辞典
春信ゆかりの地MAP
春信作品に出逢う美術館案内
本誌掲載作品リスト
藤澤 紫[フジサワ ムラサキ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
24
別冊太陽の大判だからこそな感じ。複製というか現代に刷った版画を買っちゃうぐらい好きなので(さすがに骨董市でガチの時代ものは無理)このぐらいの大判でちゃんとしたものを見られるってのはありがたい限り。図書館で借りたけれど書店で買うしかないかという感じ(どこに置くの?はおいといて)2019/07/18
冬見
15
鈴木春信は浮世絵師の中で一二を争うくらい好きな絵師。中性的な顔立ちにほっそりとした体躯。清らかでありながらどこか艶っぽく、うっとりと見つめてしまう。「夕立」や「清水の舞台より飛ぶ美人」など、なめらかな身体の動きを感じさせる柔らかな描線も魅力の一つ。絵の一つ一つに物語が見えてくるので、いつまで経っても飽きない。妄想がつるつると溢れ出してくるのである。本書の特集にも、作品のなかに薔薇を見て百合を見て嫉妬を見て……なんて文章があって「そんな見方が!」と楽しくなってしまった。図版が美しく解説も豊富で大満足の一冊。2019/07/02
こぽぞう☆
6
図書館本。絵だけ見た。2018/07/03
果てなき冒険たまこ
1
みんな大好き別冊太陽。今回は鈴木春信を読んでみた。大判で浮世絵をじっくり眺められる、解説や記事が詳細だけど変に専門的にならずに納得できる。関連する絵師や時代の背景説明も詳しくて流れがよくわかる。最後の章にある鑑賞の手引きは面白かったなぁ。見ているうちに無表情だった人物の表情がわかるような気になってきたよ。今までは図書館で借りてくるばかりだったけどやっぱり手元に置きたいよね。週末に神保町に行ってこよう。2023/10/25
K
1
夏に福岡に春信展見にいこうと思っていて、勉強開始。市井の人々の人生のふとした瞬間を切り取っていて、見ていて愛おしい。それにしても、若衆と少女の区別が難しい…それから着物では分かっても、髪型で女性の年齢や未既婚の別を見分けるのも、私には至難の業。2018/03/05