出版社内容情報
『ごんぎつね』や『手ぶくろを買いに』で知られる新美南吉(1913-43)。29年の生涯で子供たちの心を打つ作品を多く残した。童話、童謡、短歌や俳句などの作品群と人物像を紹介する決定版。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
7
新美南吉、なつかしい・・。みんなは教科書に載っていたってよく言うんですが私は「手袋を買いに」をよく父に絵本で読みきかせてもらっていました。雑誌のタイトルが「ごんじつね」〜そして「でんでんむしのかなしみ」になっていますが時代を見ているような童謡も書かれていたんですね。2013/11/27
のん@絵本童話専門
1
ちょうど小4の国語で『ごんぎつね』をやっていますが、良く知られている話は鈴木三重吉さんの手が入ったものだそうで、元々のお話が読めました。そうか、ごんはうれしかったのか。新美さんが結核で短命だったことも知りました。すえもりブックスの末盛さんが寄稿した、上皇后様と『でんでんむしのかなしみ』のお話がとても面白かったです。悲しみを受け入れること…これは最近の自分の課題でもあるので、身に沁みましたし、改めて『でんでんむしのかなしみ』が自分にとって特別なものとなりました。新美さんの作品、いくつか改めて読みます。2022/10/17