出版社内容情報
「秋田市中心部の街の中をクマが歩き回る。こうした予想もしなかった状況が2025年に現実のものとなった。この年は山にあるブナの実などのえさが不足し、人口減少によって山里に住む人がまばらになったことで、えさを求めるクマが大量に出没した。秋田県では2025年に人的被害が、全国の都道府県で最多の67人(うち4人が死亡)となった。――」
本書「はじめに――クマが街を歩き回る日常――」より
最多の被害者数を出した秋田県。
いま、秋田で何が起きているのだろうか。
被害の現場を取材し続けてきた記者が緊急レポート!
【目次】
はじめに――クマが街を歩き回る日常
序章 ツキノワグマについて知る
日本にいるクマは2種類/クマは「学習」する動物/要注意は春から秋/「出前講座」ではさらに詳しく解説/ふんが行動の一つの手がかりに
第1章 街に現れたクマ
過去最悪の「2025年」/各地で「緊急銃猟」/家中を歩き回ったクマ/クマの出没によって起こること/経済活動が停滞/住民に残る心理的負担/川柳に詠まれた心情
第2章 2025年の大量出没に至る背景
鹿角市の山林での死傷事故/現場ルポに見るクマの習性/2024年には警察官も負傷
近年は市街地で多重事故も/「ブナの豊凶」が指標の一つに
第3章「クマ襲撃」を振り返る
いきなり後ろから襲撃/「クマ外傷」専門医の見方/「今も頭皮がビリビリと」被害者の声/突然襲われ、片目の生活に/人身被害はなぜ起きたのか/屋外でつないでいた愛犬が犠牲に/岩手では1ヵ月に6度狙われた民家も/ガラスを割って侵入
第4章 進化する「クマ対策
さまざまな対策商品/大音量の「ベアビビール」/顔を覆う「プロテクト・ライト」/箱わなも軽量化/JR東日本は忌避剤散布を急拡大/ドローン活用の可能性/「能力ある四つ足動物」/広がる電気柵/スーパーでも「クマ出没対応訓練」/「クマスプレー」の使い方は習得できるか
第5章 クマから身を守るために
迫られるハンターの世代交代/「狩猟免許」をより身近に/説明会でより詳しく/事前講習会の後に試験/「冷蔵庫にはクマの肉」/行政の対策の現在地/えさは栗や柿から「ギンナン」に/次々に姿を消す「栗の木、柿の木」/食害で500円の値上げ/木の伐採に補助金/「柿の実」は有効利用できるか/クマから身を守るために
おわりに――クマ取材でわかってきたこと、伝えたいこと
【目次】
はじめに――クマが街を歩き回る日常
序章 ツキノワグマについて知る
日本にいるクマは2種類/クマは「学習」する動物/要注意は春から秋/「出前講座」ではさらに詳しく解説/ふんが行動の一つの手がかりに
第1章 街に現れたクマ
過去最悪の「2025年」/各地で「緊急銃猟」/家中を歩き回ったクマ/クマの出没によって起こること/経済活動が停滞/住民に残る心理的負担/川柳に詠まれた心情
第2章 2025年の大量出没に至る背景
鹿角市の山林での死傷事故/現場ルポに見るクマの習性/2024年には警察官も負傷
近年は市街地で多重事故も/「ブナの豊凶」が指標の一つに
第3章「クマ襲撃」を振り返る
いきなり後ろから襲撃/「クマ外傷」専門医の見方/「今も頭皮がビリビリと」被害者の声/突然襲われ、片目の生活に/人身被害はなぜ起きたのか/屋外でつないでいた愛犬が犠牲に/岩手では1ヵ月に6度狙われた民家も/ガラスを割って侵入
第4章 進化する「クマ対策
さまざまな対策商品/大音量の「ベアビビール」/顔を覆う「プロテクト・ライト」/箱わなも軽量化/JR東日本は忌避剤散布を急拡大/ドローン活用の可能性/「能力ある四つ足動物」/広がる電気柵/スーパーでも「クマ出没対応訓練」/「クマスプレー」の使い方は習得できるか
第5章 クマから身を守るために
迫られるハンターの世代交代/「狩猟免許」をより身近に/説明会でより詳しく/事前講習会の後に試験/「冷蔵庫にはクマの肉」/行政の対策の現在地/えさは栗や柿から「ギンナン」に/次々に姿を消す「栗の木、柿の木」/食害で500円の値上げ/木の伐採に補助金/「柿の実」は有効利用できるか/クマから身を守るために
おわりに――クマ取材でわかってきたこと、伝えたいこと
内容説明
全国各地でクマの出没、人身被害が続発している。2025年度、秋田県では67人(うち4人が死亡)と、日本で最多の被害が出た。市街地の中心部にもクマが出没し、不安な日々が続いている。秋田県は「課題先進県」とされ、日本社会の未来像がいちはやく反映される県でもあるため、クマによる人身被害も「他の場所でも数年後に起き得る事態」となるだろう。クマの出没によって何が起きたのか。備えは―。被害の現場を取材してきた記者による緊迫のレポート。
目次
序章 ツキノワグマについて知る
第1章 街に現れたクマ
第2章 2025年の大量出没に至る背景
第3章 「クマ襲撃」を振り返る
第4章 進化する「クマ対策」
第5章 クマから身を守るために
著者等紹介
工藤哲[クドウアキラ]
1976年青森県八戸市生まれ。埼玉県で育つ。99年に毎日新聞社に入社し、盛岡支局、東京社会部や外信部、中国総局(北京)、特別報道グループ、上海支局長を経て秋田支局次長から記者。防災士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




