出版社内容情報
陰謀論やSNS上での煽動の罠にハマらないようにするには? 不正が横行する政治や未来の教育はどうすればいい? 百戦錬磨の評論家と世を憂う元文科官僚が語り合う。
【目次】
内容説明
排外主義や陰謀論、ポピュリズム、断定的な言葉が渦巻く時代、いま本当に必要なのは権威や常識を鵜呑みにしない「だまされない力」だ!自ら問い、確かめることこそが自由を守る第一歩。日本の教育行政の歴史をたどりつつ、宗教や道徳の危険性、公教育の重要性、SNSとの向き合いかたまで、論客2人が語り尽くす。学びとは、自分らしく生きるための力―。自ら問い続ける者だけが生き延びる。
目次
第1章 「教育」とは何なのか(「学問」は自己を変革していく力;敗戦後の文部省 ほか)
第2章 学びの経験を深くせよ(集団のアイデンティティー;伝統とは強いもの ほか)
第3章 宗教と道徳を疑う(「大疑団」を抱く;自己を捨て、利でつながる ほか)
第4章 だまされないための公教育(及び腰の司法;尊属殺という「道徳」 ほか)
終章 SNSと断定調の危険性(本音を吐き出す場所;うそを拡散しないために ほか)
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
評論家。1945年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て執筆活動に入る
前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省(現文部科学省)に入省。大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学事務次官などを歴任。2017年1月退官。現在、現代教育行政研究会代表を務める傍ら、自主夜間中学スタッフとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どら猫さとっち
遅読の新書好き